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13歳のアプリ開発者イ・ヨンジュン君に賛辞の嵐


  • 13歳のアプリ開発者イ・ヨンジュン君に賛辞の嵐
去る27日(現地時間)、米国サンフランシスコのモスコーンセンター。2日間で72回行われる開発者向けのセッションの中で「家族のために開発した私の初アプリ(Building My First App for My Family)」というタイトルのセッション発表者として、身長150センチにも満たないような中学1年生の男子生徒が舞台に上がった。

セッション会場を埋め尽くしたシリコンバレーのソフトウェア開発者たちは、大きな歓声と一緒に拍手喝采で若い学生を激励した。 SDC史上最年少発表者であり展示出品者のイ・ヨンジュン君(13 / ソウル中央中学校1年生 / 写真)だ。サムスン電子のコ・ドンジン無線事業部長(社長)は、この日午前に開かれたキーノートでイ君を直接取り上げ、「驚くべき姿を見せてくれたイ・ヨンジュン学生を心から応援する」とし、「将来のソフトウェアは、また違う創意的人材が導いていくだろう」と絶賛した。

創作大会大賞を受賞した功労で、今回のSDC2016(Samsung Developer Conference2016)に参加することになったイ君は、流暢ではないが落ち着いた英語で自分が直接開発したアプリを説明した。海外で生活した経験がないイ君は自宅でYouTubeの動画などを見て、1人で英語を勉強し、他人と自由にコミュニケーションできる実力を備えている。

イ君が開発した「植物アラーム(英文名: Don't forget me)」という名前のアプリは、植物が好きでたくさん育てている自分の家族のためのものだ。忘れずに水を与えられるように、決められた時間にポップアップ形式で知らせるソフトウェアだ。イ君は「ソフトウェアは人の仕事を助けてくれる便利なツールだと思う」とし「ソフトウェアは、私と家族がコミュニケーションをとる方法だ」と説明した。

発表後、イ君のアプリに対する現地開発者たちのさまざまなアドバイスが続いた。セッションに参加したあるスウェーデンの開発者は、「少年がJavaプログラムを利用して、自ら設計し開発までしたということが本当にすごい」とし、「特に、ソフトウェアを作成する時に人を考慮したということに驚かされ、今後、彼が成長したら一緒に仕事をしたい」と話した。
  • 毎日経済サンフランシスコ イ・スンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-04-28 17:29:19




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