医師ら、14年ぶりで再び集団休診…医療大乱来るか?

結局、診察料引き上げ要求…自分の分だけを考え 

大韓医師協会(医協)が2000年の医薬分業事態以後、14年ぶりで再び集団休診という極端な闘争方式を選択したが、ストライキ動力は大幅に低下する見通しだ。

政府は集団休診に対して厳正な対処方針を明らかにしたことに続き、野党さえも医師らの集団休業に背を向けた。また、政府と医協が医療発展協議会を構成し、遠隔診療などについて合意案を導出したが、医協のノ・ファンギュ会長はこれを拒否して賛否投票を強行し、集団休診を引き出した。医協執行部の間でも意見が一致していない、葛藤の姿を見せたものだ。さらに、2000年の医薬分業の際は医療系の一方の軸である大韓病院協会もストライキを積極的に支持したが、今回は反対意思を表明し、医協の意図どおりに集団休診が進められるかは未知数だ。

集団休診を決定した医協側の要求事項は大きく、△遠隔診療反対、△医療営利化政策反対、△健康保険制度の根本的改革、などに要約される。さらには保健福祉部から「保健部」を独立させる内容が追加された。

医協は、健康保険審査評価院に登録された医師のうち52.87%が投票に参加して、76.69%がストライキに賛成したと明らかにした。ノ会長は、「医師が感じる切迫さがあまりにも大きいため、スト参加率が高いだろう」とし、「集団休診方式と期限などは、まもなく発足する第2期非常対策委員会で確定する計画」だと語った。続けて、「政府が早期に対話を提議する可能性は非常に低いと思う。政府側から対話提議が来る前に、我われが先に提案することはないと思う」と語っており、今回の事態は長期化する見通しだ。

とは言え、医協の集団休診に対して批判する声が高い。まず、今回の事態は医協が自分たちが下した決定を自ら覆し、集団休診の名分が弱いという批判を避けることは難しいという点だ。

今回の事態は、昨年11月に医協が遠隔診療・医療営利化反対などを掲げ、対政府闘争のための非常対策委員会を構成しつつ本格化した。当時、非常対策委の委員長はノ・ファンギュ現医協会長だった。

事態が悪化するやいなや、福祉部は医協に対話を提議し、福祉部と医協は1月、医療発展協議会を構成して妥協点を探し始めた。当時、医協の非常対策委は交渉団(団長はソウル市医師会イム・スフム会長)に交渉に対する全権を委任した。医療発展協議会は6回の会議の末に、遠隔医療・投資活性化・受診料不均衡の解消などの6つの分野について合意し、先月18日に共同会見まで開いた。しかしノ会長は自身で構成した交渉団が合意した結果を否定して、集団休診に対する賛否投票(21~28日)を強行し、けっきょく集団休診を引き出したものだ。

ノ会長は、「政府と交渉した結果が満足なものであったら、会員らが今回のゼネストに賛成しなかっただろう」と説明した。

政府の方針は断固としている。クォン・ドクチョル保健福祉部保健医療政策官は2日、「医協が集団休診を強行すれば、どんな要求にも応じないだろう」とし、「集団休診に入ったら、これまで協議した合意案は医療界内で拒否したものとみなし、即時無効になるだろう」と語った。

また、集団休診が進めば現行法に基づいて厳正に対処する方針だ。福祉部は集団休診した医師らに対して業務開始命令を下すことができ、これを拒否すると「3年以下の懲役」や「1000万ウォン未満の罰金」まで処されることがあり得る。福祉部は、事後にでも医師が集団休診に参加した事実が確認されれば、これを遡及して同様の行政的・法的処罰を下す予定だ。

政界でも与野が声を合わせて医師の集団休診決定に反対した。キム・ヨングン民主党首席副スポークスマンは、「医療関係者が処した状況を理解しながらも、ストライキや診療拒否などの極端な行動に同意するのは難しいという点をはっきりとしておく」とし、「医協の集団休診で、国民の健康権が侵害される状況に反対する」と語った。セヌリ党のミン・ヒョンジュ スポークスマンも、「医協の集団休診決定は、国民の健康と生命を担保にした不法な集団行動であり、即時撤回すべきだ」と促した。
  • 毎日経済_パク・キヒョ記者/イ・セボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-02 17:12:03