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一口で美味しく楽しもう Snack Culture(1/2)

短く、そして手軽に楽しむ文化を探し求める 

「スナックカルチャー(Snack Culture)」とは短い時間で手軽に何かを楽しむ文化のことを意味する。

2007年WIRED MAGAZINEに初めて登場したこの文化は、ファーストフード熱風から始まり、スパブランド、アプリ、SNSなどに進化し、私たちの日常に少なからぬ影響を及ぼしている。一口で楽しむ手軽で美味しい2013年スナックカルチャーの多様な風味を楽しんでみよう。
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1.スマート小説が気になる

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世の中が「スマート」を叫びまくる。

今度はスマート小説という新しいジャンルが現われた。スマート小説とは原稿用紙10~30枚内外の分量を持った小説で、簡潔に精製された美学に重点を置いたジャンルだ。 スマートフォンの荒々しい波が文学作品にも新しい気勢を吹き込み、ゲーム感覚で読みとることのできる小説が現れた。”せいぜい本数枚に該当する小説を置いて文学と言えるのか」という考えがかすめるだろうが、判断は大衆に任せても良いのではないだろうか。

スマート小説が最も魅力的に近づく地点は、少ない分量という枠組みを積極的に活用する作家の奇抜なアイデアだ。文で考える枠組みには変わりがない。速度で勝負するソーシャルネットワークサービス(SNS)環境を積極的に受け入れて表現する方法を別にしてみたのだ。短い小説だがその中に含まれた文章は決して軽くない。

スマート小説は「スマート小説パク・インソン文学賞」という名で初めて公開された。この賞は突然死去した小説家パク・インソン氏を称えるためのものだ。「短編一つを読んで5分間”ぼーっと”した状態に陥りながら目を閉じる作品に出会いたい」という彼の風を具現するために「スマート小説」という新しい形式が創造された。第一回スマート小説パク・インソン文学賞には、ジュ・スジャの”嘘だ嘘”が当選した。

芸術家の故ベク・ナムジュンを恋慕する猫が話し手として登場する。ベク・ナムジュが真の自由をどれだけ渇望していたかをよく表現したという評価。今年初めにはネイバーもウェブチューンのように小説を無料でサービスし始め、時間能力者、初恋などのスマート小説アプリもあるので気になるならこれらスマート小説をそっと「タッチ」してみよう。

2.新しいランニングトレンド、トレイルランニング

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  • K2「オメガ」トレイルランニングシューズ

トレイルランニング(Trail Running)は一本道、山道などを意味するトレイル(Trail)と、「走る」というランニング(Running)の合成語だ。

山、砂漠、森、散歩道などを主に走るスポーツだ。マラソンのように大きな決心をして走るのではなく、町内を一回りする程度から始めても良いので負担が少なくて良い。

一方、極限のレースを体験できる南極トレーニングランニングのような奥地のレースもあるので選択の幅がさらに広くなったということ。アメリカ、ヨーロッパ、日本などランニングが日常的である国では一般のマラソンと同じぐらい多くのマニア層がある。

現在、全世界的にトレイルランニングブームが起きており、軽く始めることはもちろん、大会と参加者の数も明確に増加傾向にあり、韓国も例外ではない。1年に海外の大会に参加する人数は2千名を超え、2012年サハラ砂漠マラソンでは参加人数が韓国が最多参加選手国家に選ばれたりもした。

「トレイルランニング」が新しいランニングスポーツとして登場し、スポーツブランドが先を争って専用スポーツシューズをリリースしている。トレイルランニングは未舗装道路を走るため、最も重要な用品が運動靴だという。舗装道路を走る時よりも衝撃吸収、接地力、シューズの素材などの機能性がさらに加わる。

登山やレジャー用シューズに長年の経験を蓄積したアウトドアブランドも専用のスポーツシューズを続々とリリースしている。ニューバランスの「ニューバランス610」とモンベルの「フロ-トン」、K2コリア「スカイレース」などがある。

3.ホームカクテルもスマートに

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過度な飲酒を避け、特別な思い出を作ろうとする若年層が増えている。

特にホームパーティに対する関心が高まり、ノンアルコールカクテルやミニワイン、フィンガーフードなどで楽しむ製品もぐんと多様になった。ノンアルコールカクテルはジュースで簡単に作ることができるので気軽に挑戦してみよう。

パイナップル100%ジュースにオレンジジュース、レモンジュースを1:1:1で混合して振ると爽やかなフルーツの香りのノンアルコールカクテルの完成だ。異国的な味を望むなら、ジャデンが公開する「モヒートパーティ」がもってこいだ。キューバ伝統カクテルであるモヒートをバーテンダーが直接開発、参与して作り、高級カクテルの風味を缶飲料で楽しむことができる。

さらに、今はボタン一つ押せば家でも洗練されたカクテルを飲むことができるようになった。

普段カクテルを楽しむ人たちには嬉しいニュースだ。カクテルを作るためには材料を用意するのも容易でななかったが、各種道具も必要で家で作るには面倒であることも事実。しかし、カクテルシェイカーさえあれば特別な道具も、苦心してカクテルを混ぜなくても便利にカクテルを楽しむことができる。

ワインアクセサリー専門業者メトロケインが公開したカクテルシェイカーはモーターが6500回回転し、18オンスを混ぜることができる。作動方法も簡単だ。ボタン一つ押せば簡単にカクテルが完成する。この製品はAAA乾電池を利用するだけで、約100回程度利用することができる。メトロケインカクテルシェイカーは25ドル(韓国ウォン2万7千ウォン)程度で購入できる。

4.単純なモバイルゲーム

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スマートフォンは簡単で手軽なゲームの楽しみを全世代に知らせる賢い道具になった。

友達、同僚、お母さん、お父さんはもちろん、おばあちゃんと職場の上司も”エニパン””ドラゴンフライト”に熱中したという話だ。1分に限られたゲーム時間、極めて簡単なゲームのルール、メッセンジャーの知人たちの順位表示まで、簡単で面白いことを全て集められのがこれらのゲームの興行秘訣である。単純ですぐに飽きるせいで最近では”ラインポップ””フィッシュアイランド””みんな一緒にチャチャチャ””みんなのゲーム”などに乗り換える人たちが増えているが、メッセンジャーに基盤を置いた単純な携帯ゲームの人気はなかなか収まらない見通しだ。
  • 毎日経済シン・ジョンイン/資料提供Citylife | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-01-30 12:00:00




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