チケットモンスター、ソーシャルコマース熱風を吹かせた主人公

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「2度の買収合併(M&A)を経て、最も困ったのはデマでした」

最近、チケットモンスター(TMON)のシン・ヒョンソン代表とソウル・松坡区のTMON本社前にあるレストランで会った。午前から続く海外企業とのミーティングで疲れた気配がありありと見えた。特にグルーポンとM&A後の最初のメディアとのインタビューのせいか、いつもより控え目に見えた。

彼は2010年TMON創業7ヶ月ぶりに累積売上200億円を突破し、全国的に「ソーシャルコマース」熱風を吹かせた主人公だ。TMONは昨年7月、ソーシャルコマース業界で最初に売上高1000億ウォンを突破し、ソーシャルコマースの威力を証明して見せた。

TMONは2011年、米国のソーシャルコマース会社「リビングソーシャル」に3000億ウォンで売却され、業界を驚かせた。そして2年後の昨年11月、世界1位のソーシャルショッピング会社「グルーポン」とのM&Aで再び業界を揺さぶった。TMONは先月グルーポンとの合併手続きを完了した。継続するM&Aで、彼は創業者から経営者に変身した。

シン代表は「会社がより攻撃的に成長するために下した、戦略的な決定だった」という言葉で話を切り出した。彼は「TMONがより速く大きくなれるけど、リビングソーシャルの状況のため投資を大きくできなくて残念だった」とし、「われわれが先に他のパートナーを探すと言い、グルーポンの積極的な投資提案を受け入れた」と明らかにした。

シン代表にグルーポンは最適のパートナーだ。1兆ウォンを超える現金を保有して、毎年3000億ウォン以上稼ぐ会社なので、短期実績に汲々とする必要がないからだ。グルーポンの役員9人のうち5人が、アマゾンの前幹部出身という点も鼓舞的だ。彼は「TMONは韓国のアマゾンになるだろうから、彼らの経験がきっと役に立つだろう」と説明した。

20代の若さで2度の大きなM&Aのプロセスを経験した彼にとって、最もつらいことは周囲の冷たい視線だった。事業の収益性ではなく、「身を太らせること」に重きを置くという非難を聞いた。一部ではTMONが資金難や現金流動性の危機に瀕しているというデマも回った。

シン代表は、当面の収益よりもまだ攻撃的な投資が必要だと主張した。その、どの時よりも激しくなったソーシャルコマース市場で生き残ろうとするならば、目前の利益にこだわらず、長く持ちこたえられりうのかがカギだと語る。彼は「このディール(グルーポンとの合併)を行った理由の一つは継続して戦うためであり、今年のソーシャルコマース市場が昨年より2倍以上、さらに成長するほど市場は速く大きくなっている」と強調した。

PCベースのサービスとして開始したTMONは、今年はモバイル強化に注力する方針だ。昨年下半期からPCの売上高はモバイル売上を超えた状態だ。シン代表は「現在、全体売上高でモバイルの占める割合は60%程度」とし、「TMONはモバイルベースのプラットフォームに急速に転換している」と説明した。

買い物客の目がPC画面上から携帯電話の画面に移動し、TMONが特に気にしているのがまさにビッグデータの活用だ。小さな携帯電話の画面には何をどの位置に、いつ見せるのかが、はるかに重要になったからだ。TMON内部でもデータ分析を専門担当するチームを設け、さまざまなテストを経るなど、全面的な投資を行っている。

■ He is...
△1985年生まれ、△2004年、米国トーマス・ジェファーソン科学高校卒業、△2007年 バナー広告会社「バイトメディア」創業(後にグーグルに買収される)、△2008年 米国ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学部卒業、△2008年、マッキンゼー・コンサルティング入社、△2010年チケットモンスター創業、△2011年ベンチャー・インキュベーター「Fast Track Asia」共同設立
  • 毎日経済_ソン・ユリ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-02-02 17:01:05