5ヶ月間死ぬほど仕事をしたが...「インターン残酷史」

9時出勤・朝の3時に帰宅...「正式採用10%にもならない」 

就職を準備をしていたAさんは最近、苦い経験をしなければならなかった。去年の夏「勤務成績に応じて正規職へ転換可能」という言葉に、ある大企業のインターンシップに志願して合格したが、けっきょくインターンとして5ヶ月間働いた後に、最終入社過程でまんまと一杯食った。

Aさんが働いていた系列会社でインターンシップを経た170余名のうち、正式入社者として転換された者はたった33人。事実上、就業したと信じて卒業までした後、熱心に会社に通ったAさんは戸惑うしかなかった。Aさんは「インターン出身も一般公採(一般公募)と同じ面接を経なければならなかったし、インターンシップを修了したことによる利点も全然なかった」とし、「最初から100%だいじょうぶだと信じたわけではないが、5ヶ月も仕事をさせておいて、5人のうち1人も採用しなとは思わなかった」と虚脱していた。これに対して大企業の関係者は、「インターン募集したときに正社員への転換は約束していないが、20%程度は最大限に転換した」と説明した。

就職のための必須スペックとなったインターンが、政府の「仕事を増やすこと」基調に合わせて「耳を覆って鈴を盗む」式に運営され、就職準備生を泣かせている。多くの人員を3~5ヶ月インターンとして選び、いざ契約期間が満了する頃には「どっきり転換」にとどまり、短期間の就業率を高めるだけで、実質的な雇用創出効果は微々たるものという指摘だ。

求職者に羨望される大企業や外資系企業などで積んだインターンの経験が、就職のために良いスペックだという事実が広まりつつ、毎学期のインターン採用時ごとに、競争率が数百対1に達することが反復している。求職者としてはインターンになったと安心できないせいで、インターンになった後の競争はさらに熾烈になる。過去の「コピーでもしながら社会経験してみる」軽い仕事と思われたインターンシップが、就職が切迫した大学生には、短い時間で本人の能力を最大値に引き出さねばならない競演場に替わったわけだ。

他の大企業での条件付き転換のインターンシップを経たBさんは、「インターンは完全な内部者ではなく、会社が乗り出して夜勤しろとは言えない」と言いながらも、「転換において絶対的な評価権限を与えられたチーム長によく見られたい彼らは、何らかの結果を示すために必死にしがみつく」と語った。

このような事情をよく知っているいくつかの外資系企業は、求職者の切迫した心理を低価格の高級労働力の採用手段として悪用したりする。

大学生のCさんは昨年、外資系投資銀行のインターンをしていた7週間、毎日のように夜明けの3時に帰宅して、朝9時に出勤する強行軍をした。この7週間のあいだ、きっちり2回だけ完全に週末を楽しんだというCさんは、「他の先輩たちに比べてその程度なら多いほうだろう」と語った。Cさんが引き受けた仕事はM&Aのための市場調査や企業分析レポート作成などで、決して簡単ではなかった。Cさんを含めたインターンはみんな「SKY(ソウル大、高麗大、延世大)」あるいは名門アイビーリーグ出身に各種スペックを備えた優秀な人材だった。

Cさんは「新入社員にも1億台の年俸をくれるところなので、正式な採用者数は1年で指で数えられるほどで、代わりに安価なインターンの採用で業務量を合わせるという感じを受けた」と説明した。Cさんが7週間働いてもらった金は福利厚生費をすべて合わせても180万ウォン余りだった。酷使に近い仕事量だが、Cさんが働いていた時も3人を選ぶのに200人を超える志願者が殺到し、既卒業者も多かった。
  • 毎日経済_チェ・ヒソク記者/チョン・ウイヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-01-14 17:25:47