カカオのキム・ボムスとネイバーのイ・ヘジンは「宿命のライバル」

大学同期、ネイバーのイ・ヘヂンと決別後、「カカオ+ダウム」で運命のライバル戦 

26日、ダウムとカカオの合併が公式に発表された後、IT業界界隈では「金範洙(キム・ボムス)カカオ議長(48)と李海珍(イ・ヘヂン)ネイバー議長(47)との間の全面戦争が開始した」という声が聞こえていた。

両議長はソウル大学の工学部へ1986年度に入学した大学同期で、サムスンSDSへ揃って入社し最初の社会生活を始めた友人同士だ。2000年、それぞれ率いていた会社(金議長のハンゲームと李議長のネイバーコム)を合併させてNHNを作り、国内では不動の1位であるインターネット企業に成長させた主人公たちだ。

永遠と一緒に行動するようにだった彼らが、対決モードに切替わったのは2007年の初め頃だ。当時、NHN共同代表だった金議長に、突然NHNの米国代表への発令が出た。表面的には「新たな挑戦をしたい」という金議長の希望とされていたが、過去5年間を李議長とともにNHNを導いてきた彼にふさわしい人事ではなかった。それから8ヶ月後、金議長はNHNを完全に去った。続いて、ハンゲームの創業メンバーであるナム・グンフンとムン・テシク代表などもNHNから出た。彼らの突然の退場に、うわさが紛々した。

ネイバーとハンゲームのメンバー間の葛藤説が明るみになって、その頂点にあった李議長と金議長の間の不和説が膨らんだ。

不和説を語る者の背景はこうだ。当時、ネイバーはハンゲームとの合併でヤフーコリア、ダウム、ライコスなどのライバルを抑えて先行し始めた。収益モデルに対する問題点を一気に解決し、毎日10万人ずつ増加しているハンゲームの加入者も、そのまま引き上げることができた。しかし、インターネット1位の企業に成長したNHNに、ある瞬間「ゲーム」は負担になり始めた。ポータルとゲームが行く道は根本的に違っていたからだ。このような雰囲気のせいで、金議長がNHN共同代表を引き受けたときにも不協和音が小さくなかったという。IT業界の関係者は、「金議長はNHN共同代表として働く当時、実質的決定権はほとんどなかったよ」とし、「今回のダウムとの合併は、個人的には李議長に対する金議長の復讐血戦であるわけ」だと語った。

NHNを出た金議長はモバイルの威力を看破し、カカオを創業して国内1位のモバイルメッセンジャーに育てた。カカオトークはエニパンのような大当たりしたモバイルゲームを続々と登場させ、目覚しい成長を遂げた。李議長もじっとしていなかった。国内携帯電話の分野で先手を奪われたが、日本では「LINE」を出して追撃を開始した。LINEは世界市場で現在4億人の加入者を確保し、カカオトーク(1億4000万人)を大きく上回っている。

最近、李議長はネイバーの別のSNSサービスである「BAND」を通じ、カカオの牙城であるモバイルゲーム市場攻略も本格化した。再び守勢局面に追い込まれた金議長は、「ダウムとの合併」というカードを選択した。IT業界の関係者は「李議長と金議長は宿命のライバル」とし、「彼らの本当の勝負はこれから」と語る。
  • 毎日経済_チェ・ヨンソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-26 17:28:09