サンドイッチのKファッション...世界的SPA少なく、名品ブランドはまだ

グローバルファッションのビッグバン、米・欧州市場に直接挑戦が必要 

# SKネットワークスの婦人服ブランド「オジュセコン」は2011年秋、米ニューヨークの高級百貨店バーニーズ・ニューヨークと独占入店契約を締結し、米国進出を宣言した。米国内の18のバーニーズ・ニューヨーク支店に拡張したオジュセコンは、今年の初めには台湾市場にも進出し、現地最大のデパートの「太平洋そごう」に単独店をオープンした。

# イーランドグループは現在、欧州事業を通じてラリオ、マンダリナダック、コチネレなど7つのファッションブランドを運営している。コチネレはヨーロッパをはじめ、世界1200店舗でトートバッグやショルダーバッグなどを販売し、成長を続けている。イーランドは今年の下半期にイタリアのミラノとヴェネツィアの空港免税店、パリとロンドンなどにコチネレの新店舗をオープンする計画だ。

これらのファッション企業は、海外ブランド品あるいは世界的なSPA(製造・流通一括生産)だけが勢力を伸ばしている国内のファッション市場で、模範的な成長事例として挙げられている。SPAと海外ブランド品メーカーが試みる全方位的世界市場攻略を、これらの企業も負けず劣らず実行しているからだ。とは言え、依然として大多数の国内ファッションメーカーは、中国や東南アジアなどのアジア市場に限った海外戦略を駆使している。

ファッションの専門家らは、ユニクロやザラなどのファストファッション・メーカーのように、素早い対応で世界市場を攻略しないと韓国のファッション企業の立地はさらに狭くなるしかないと指摘する。もちろん、ファッションの本場である欧州や米国に直進出することは、ファッションメーカーとしても簡単なことではない。しかし韓国ファッション協会のチュ・サンホ常務は、「とりあえずはよく売ていれるアジア市場で商業的な成功を収めた後、米国や欧州に進出することが良いが、いくつかの企業が協業形態でブランドを創造すれば、先進ファッション市場に挑戦することも可能だ」と指摘した。

活発な買収合併(M&A)を通じて、外国市場での影響力を高めることも効果を得ることができる。サムスンエバーランドのファッション部門は、2011年に買収したイタリアの雑貨ブランド「コロンボ」を、グローバルライフスタイルブランドへと育てていく計画だ。サムスンエバーランドの関係者は、「コロンボの買収により、ワニ革という特殊皮革の活用技術のノウハウを体得しており、ここにわれわれの技術力を加味した新たなアイテムを開発することで、世界市場への進出を拡大できるきっかけを作った」と語る。

けっきょく海外ブランド品メーカーとSPA攻勢が加速化するからと、それらを回避するのではなく、それらメーカーと同様に世界戦略を駆使して立ち向かう姿勢が必要なわけだ。

ここで重要な基本的な戦略はデザインの競争力だ。ファッションの専門家らは、「デザイン競争力を土台にヒット商品だけを開発できれば、どこでも生き残ることができる」と口をそろえる。たんにアジアだけでのみ有名なブランドではなく、全世界を舞台に名をとどろかせているブランドの創出が必要だという話だ。
  • 毎日経済_ソ・ヂヌ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-26 17:20:12