[円安新風俗図 ②] 韓国の投資者は日本ファンドから手を引く

日経指数は上がっても日本のファンドから抜け出すお金 

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急峻な円の下落などの影響でさいきん日本の株式市場が高速疾走しているが、韓国国内投資家の日本投資は消極的だ。今年上半期の一次円安空襲によって日本の株式市場が急騰したが、アベノミクスに対する不安感で再び暴落した経験のためだ。ただし、円の下落(ウォンの強気)を利用して、円貸出を先に返してしまおうとする動きも著しい。

9日、金融情報業社エフエヌガイドによれば、日本ファンドの年初以後の収益率は今月5日基準で38.97%と、海外ファンドの中で一番高かった。今年、大きく善戦した北米(28.76%)、台湾(27.36%)、ヨーロッパ(16.81%)よりはるかに成果が良い。しかし実際の資金流入の趨勢を見ると、日本の日経指数が継続して上昇する渦中にも、日本ファンドでは金がむしろ流出する様子だ。去る6月初に5847億ウォンを記録した日本ファンドの設定額は12月6日現在4296億ウォンで、1500億ウォンも減った。

専門家は今年の上半期、日本の株式市場に投資して失敗を見た経験のためだと分析する。年末に1万水準にあった日経指数は5月に1万5000まで上昇した。しかし日本の国債金利が急騰するなど、アベノミクスが異常な兆しを見せるやいなや、一ヵ月も経たずにまた1万2000まで墜落した。このために国内投資家はアベノミクスの効果が見られない場合、いつでも株式市場が急落するだろうと憂慮する状況だ。

シティ銀行トゴク店のキム・ヨンテPBチーム長は「日本の株式市場に対する展望が良いにも拘わらず、高い変動性のため顧客が投資をためらっている」と説明した。イ・ドンウォンSC銀行理事は「日本の株式に投資すること以外に円安にぶつけられる商品は韓国国内に多くない」とし、「原論的な次元で日本の株式商品を顧客に勧めている」と語った。

むしろ円安による影響は韓国国内輸出株で現われている。巨額を投資する高額所得者顧客の間で、円安によって韓国の輸出関連企業の株式が悪影響を受けるだろうという展望が少しずつ力を得ているからだ。一部金融会社は日本関連商品を素早く準備中だ。日本ファンドや円を基礎資産にする派生結合証券(DLS)以外の商品だ。

韓国の国民銀行はKB資産運用株式会社とともに韓・日ロングショートファンドを準備中だ。互いに競争する韓国と日本の企業株価が連関性を持っていることから、ある国の株式を買受けて他の株式を売渡し、市場状況とは無関係に絶対収益を追求するファンドだ。
  • 毎日経済_イ・ドクチュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-12-09 17:24:59