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日本の軍事力、世界ランキングですでに10位

日戦争可能国家宣言/自衛隊戦力どの程度か 

  • 日本の軍事力、世界ランキングですでに10位
日本は「戦争ができない国」ではあるが防衛目的で自衛隊を保持し、徐々に海外で活動領域を広げて戦力も強化してきた。日本は1991年に湾岸戦争が勃発するとすぐに、ペルシャ湾に機雷処理を支援するために、海上自衛隊の掃海艇を現地に急派する。陸上自衛隊は1992年9月、国際社会に貢献するという名分を掲げ、国連平和維持活動(PKO)の名目でカンボジアに派兵され、9・11テロが発生した2001年11月には、自衛隊の護衛艦がインド洋に派遣され、給油活動を行った。

しかし、1998年8月、北朝鮮の弾道ミサイル発射をきっかけに、状況は完全に変わった。ミサイルが自国上空を通過するとすぐに日本は「新たな脅威が現れた」として自衛隊の戦力強化に本格的に乗り出した。

その結果、日本の現在の軍事力は世界10位圏に入るほど強大になった。軍事力評価機関であるグローバルファイアパワーが今春、核戦力を除いた50件の評価要素を基準に付けた世界の軍事力順位で、日本は10位に上がった。軍事支出の規模は、2013年基準491億ドル(約49兆6000億ウォン)で、世界6位だった。正規兵力も約24万8000人と、2013年基準で世界22位だ。しかし「質」的な面では、数値以上の戦力として評価されている。特に海軍の戦力はアジア最高水準だ。

昨年、日本の防衛白書によると、海上自衛隊は長さ248mの基準排水量約1万9500tに達する航空母艦級ヘリ護衛艦「出雲」をはじめとする護衛艦48隻、潜水艦16隻、機雷艦艇29隻、哨戒艦6隻、輸送艦12隻など、合計141隻の艦艇を保有している。海上戦力の核心となるイージス艦6隻と対潜哨戒機P-3Cを75機も備えている。空軍も侮れない。F-15を201機、F-4を62機、F-2を92機をそれぞれ保有しており、E-2C早期警戒機を13台備えている。

さらに大きな問題は、海上自衛隊艦艇に第2次世界大戦当時、日本帝国海軍艦艇に使用された艦名を付けているということだ。
  • 毎日経済_イム・サンギュン特派員 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-01 17:36:18




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