江南から光化門へ…大韓民国1位商圏の変化


■ 光化門駅商圏が浮上

ソウル市の光化門駅(クァンファムンえき)近くの商圏が、国内商圏の中で年間売上げと客当たり売上の最も大きい場所として調査された。若い流動人口の都心集中現象による影響と分析される。さらに2016年末の、大規模なろうそく集会からも影響があった。 2日、SKテレコムが企業向け商圏分析サービスである「ジオビジョン(Geovision)」を使用して、2016年11月から2017年10月までの1年間、全国の主要な20の商圏を分析した結果、光化門駅商圏の年間売上げは5兆8355億ウォンで1位となった。

年間売上げの2位は江南区の三成駅(サムソンえき)一帯で、5兆3699億ウォンを記録した。続いて江南区宣陵駅(4兆7870億ウォン)、江南駅北部(4兆895億ウォン)の順となった。

光化門駅商圏が江南駅商圏を抜いて、国内最高の商圏に成長したわけだ。特に光化門駅商圏は最近の4年間で、売上げはなんと8倍に増えた。 2013年のジオビジョンの調査では、年間売上げ7411億ウォンで第20位だった。しかし最近、光化門の付近は商業施設や文化施設を利用するのに適し、周辺に勤務する会社員だけでなく、週末には若い層が多く訪れる場所に変わっている。

■ ろうそく集会が商圏の発展に一助

光化門は明洞・東大門とともに、海外旅行者が必ず通過する場所としても定着している。 2005年に光化門交差点に横断歩道ができて歩行者が増え、食事やショッピング文化が変化し、商圏がさらに発展し始めたという影響もある。さらには2016年末から数ヶ月のあいだ続いた大規模なろうそく集会に参加した市民が、大挙して近くで消費をした影響があったものと思われる。

会社員のパク・ミソさん(26)は、「週末にろうそく集会に参加しようと光化門広場に行く時は、夜はとても寒いので近くのカフェに寄ったりした」とし「当時、カフェは深夜まで営業時間を延長したりした」と語る。光化門から徒歩10~20分以内に移動が可能な、周辺の商圏も大幅に増えた。ソウル市庁駅近くの商圏は2013年、1845億ウォンの売上げで100商圏の中では89位に過ぎなかったが、今回の調査では3兆8080億ウォンで5位に上がった。

■ 一人当たり売上げは光化門と千戸

一方、2013年に全国最高の売上げを記録した江南駅南部の場合、今回の調査で13位まで落ちたが、当時は3位だった狎鴎亭は19位に下落した。江南駅南商圏の年間売上げ順位の低下は、サムスン瑞草社屋の社員の水原サムスンデジタルシティへの移動によるものと分析される。ハ・ドフンSKテレコムジオビジョン担当部長は、「サムスンデジタルシティが移った京畿道水原市霊通区(ヨントンく)の場合、調査以来で初めて年間売上ランクが100位圏内(81位)に入った」とし、「サムスン電子の本社移転が地域商圏の浮き沈みに大きな影響を与えた」と説明した。

一人当たりの月平均売上げも、光化門駅が390万ウォンで最も多かった。 2位は江東区千戸駅(チョノえき)近くの商圏で320万ウォンを記録した。千戸駅付近の年間売上げは7位に過ぎなかったが、一人当たりの月平均売上げは光化門駅と並んで300万ウォンを超えた。このほか宣陵駅(3位)、三成駅(5位)、江南駅北部(6位)などの、他の江南地域も一人当たりの売上げが高い地域となった。この地域は通称「モクチャ(食べよう)路地」が位置しており、学生だけでなく社会人の流動人口まで吸収したものと分析された。

SKテレコムはこれから光化門と付近の商圏がしばらく強気を維持するが、状況は流動的であり、今後は再び江南商圏が強気を見せることがありうると予想した。
  • 毎日経済_ソ・ドンチョル記者/イ・ソクフイ研修記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-01-03 18:06:07