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ガソリン車よりディーゼル車が人気…燃料費が安いうえに燃費まで良い

国産セダンで最初...SM5も今月ディーゼル>ガソリン 

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先月発売された現代自動車の新型準大型セダン「グレンジャー」の販売結果、ディーゼル車がガソリン車を上回ったことが分かった。国産セダンの中でディーゼル車がガソリン車よりも多く売れたのは、グレンジャーディーゼルが初めてだ。輸入車市場では数年前からディーゼル車がガソリン車を上回っていたが、このようなトレンドが国産車にまで拡散していると分析される。

現代自動車によると30日、先月23日に発売された2015年型グレンジャーの6~7月の販売結果、ガソリンとディーゼルだけを見れば、ガソリン車2424台とディーゼル車が3104台売れ、総5528台が売れたと暫定集計された。グレンジャーディーゼル車の販売比率が56.2%を記録し、ガソリン車の販売をこえたわけだ。同じモデルでディーゼル車がガソリン車よりも売れるケースは、純粋なセダン車全体ではグレンジャーディーゼルが最初だと確認された。

国産ディーゼルセダンの勢いは、グレンジャーディーゼルに限定される現象ではない。今月3日に発売されたルノーサムスンの中型ディーゼルセダン「SM5 D」も、この一ヶ月間の契約台数でガソリン車を上回る見通しだ。ルノーサムスンの関係者は、「SM5 Dのこれまでの契約台数は2700台に達する」とし、「先月のガソリンSM5の販売台数を考慮すれば、今月はディーゼル車の割合が50%を超える可能性が高い」と明らかにした。

先月、SM5が内需と輸出を合わせて1876台が販売されていることを勘案すれば、SM5 Dの成果は期待以上だ。これは当初予想していた月間販売量(800〜1000)を超えた数値だ。なお、国産セダンの中では小型のアクセントと準中型アバンテが6~7月に、ディーゼルの販売比率をそれぞれ34%と12.5%を記録するなど、着実にディーゼル市場の拡大を準備してきた。

柔らかい乗り心地が何よりも重要なセダンでディーゼル車が突風を起こす背景には、まずはディーゼル車の軽油価格がガソリン車のガソリン代よりも10%ほど安いからだ。また、ディーゼル車が上り坂などで力強い点、そして輸入車が巻き起こしてきたディーゼル人気が主な原因として挙げられる。今年の上半期に販売された輸入ディーゼル車の割合は68.3%で、ガソリン車(28.1%)をはるかに上回っている。先月の輸入車10大ベストセラーの中ではなんと9台がディーゼル車だった。

また、国産車のディーゼルエンジンが大幅に改善されたことも、国産ディーゼルセダンの成功の原因として欠かせない。グレンジャーディーゼルの場合、すでにサンタフェなどに適用され、完成度と耐久性を検証された2.2lRエンジンを大幅に改良した「R2.2E-VGT」クリーンディーゼルエンジンを搭載した。特にディーゼル車の慢性的な問題である騒音と振動を大幅に改善したことが消費者にアピールした。

現代自動車の関係者は、「顧客調査の結果、ディーゼル車に対する高い需要を確認し、これを素早く実際の市場に適用したことが成功の要因」と説明した。現代自はディーゼルセダンの人気を継続するために、来年中にソナタディーゼルを発売する計画であり、ジェネシスのディーゼルモデルの出荷も検討している。

ディーゼルセダン市場を事実上独占していた輸入車業界は、国産ディーゼル車の勢いを注視している。韓国輸入車協会の関係者は、「現代自が先月グレンジャーディーゼルを出荷するや否や、輸入車関係者はディーゼル車出荷の速さに驚いた」とし、「今後、ディーゼルセダン市場で輸入車と国産車は、さらに熾烈な競争を繰り広げるだろう」と語った。
  • 毎日経済_ユン・ウォンソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-30 17:28:06