ソン・ジウンJYPエンタ日本法人長「日本で偶然の成功はない…徹底した準備が原動力」


日本最高の高校ダンス部である登美丘高校ダンス部。彼らが2016年12月に撮ったTWICE『Like OOH-AHH』カバー(有名歌手のパフォーマンスを真似すること)映像は数カ月で400万回を超えるユーチューブの再生回数を記録した。TWICEが日本でアルバムを初めて発売したのが昨年6月だったことを勘案すると現地でデビューする前から旋風的な人気を呼んだことになる。このほかにも、ユーチューブで「TWICE、日本カバー(TWICE Japan Cover)」と検索すると約120万本の動画を見つけることができる。

JYPエンターテイメント(以下、JYP)のソン・ジウン日本法人長はTWICEの主な成功要因として「誰でも真似しやすいながらも魅力的な振り付けを作ったこと」を挙げた。

彼女はTWICEの振り付けが真似することは簡単だが、これを作り出すことは決して簡単ではなかったとして 「徹底的な企画」が伴っていると強調した。「今から4~5年前、日本の中学・高校にダンスの科目が作られました。以来、学園祭でサークルチームが出てきてダンスを踊ることが増えたんです。高難度の群舞より、真似できるようなポイントがある振付が人気を集めました」

  • 日本最高の高校ダンス部である登美丘高校ダンス部がTWICE『Like OOH-AHH』をカバーしている。この映像はユーチューブで15日までに470万回を超える再生数を記録した。 <写真=ユーチューブキャプチャ>



JYP日本法人は市場調査をもとに現地で最高の人気を誇るソーシャルネットワークサービス(SNS)であるミックスチャンネルとコラボレーションした。TWICEのダンスコンテストを開催し、ここで受賞したチームはTWICEのデビューショーケースに招待した。また、カラオケマシンにもTWICEの振り付け映像が出るようにしてユーザーが歌を歌いながらダンスを学ぶことができるようした。ソン法人長は「明るくて軽快な歌詞とメロディーが注目されながら10代と20代から愛されるようになった」と説明した。

TWICEは日本アルバム発売前から高まった人気を踏み台にデビュー後、3つの連続プラチナ認定を受ける気炎を吐いた。プラチナは日本レコード協会が25万枚以上の販売量を記録したアルバムに付与する認証で、韓国のガールズグループがデビューアルバムから3回連続でこの認証を受けたのは初めてだ。

彼女は「TWICEには日本語のネイティブスピーカーが3人います」とし「国内のヒット曲の日本語版を出すだけでなく、日本のオリジナル曲を出す理由はそれほど慎重にアプローチする必要がある市場だからです」と説明した。

ソン法人長は2010年に現地法人が設立されたときから支社長としてJYPの日本法人を導いてきた。これまで8年にわたって日本の活動をしてきた2PMは法人の最高の自慢だ。「2PMは軍入隊のイシューにより2016年末からチーム活動をできずにいますが、今でも日本の売上に最も大きく貢献しています。昨年は個々のメンバーがソロツアーだけを行ったにも関わらず、数十万人を動員しました」

  • KCONに参加した日本のファン。<写真提供= CJ E&M>



2PMはTWICEとGOT7が現地で好意的に受け入れられることにも一役買った。「日本には同じ企画会社からデビューしたグループを好んでくれるファンダムがいます。TWICEは2PMの妹グループ、GOT7は弟チームとし支持してくれました」

8年間、日本法人長として勤務し悟ったアイドル成功の秘訣は何なのかと尋ねると、「ありません」と答えた。「現在の大衆歌謡界は特定の洞察を適用することができない世界なんです。かっこよくて様々なコンテンツが毎日のようにあふれだし、市場が急速に変化しています。各チームについて2~3年ほど大きな骨組みを立てて、市場の状況に応じて詳細な戦略を柔軟に絞っていかなければなりません」
  • 毎日経済 パク・チャンヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-04-15 17:42:25