モバイルコンテンツ制作 「メイクアス」ウ・サンボム代表


  • ウ・サンボム代表



「モバイル時代0順位ターゲットは、20・30の年齢のミレニアル世代です。メイクアス(MAKE US)の成長動力も、ミレニアル世代とコミュニケーションし共感できるコンテンツを提供することです」。

メイクアス(代表ウ・サンボム、写真)は最近、最もホットに浮上しているモバイル向け動画コンテンツ制作のスタートアップ企業だ。

モバイルやソーシャルネットワークサービス(SNS)の環境に特化した動画で勝負をかけるという一念で設立されたメイクアスは、3年前に「動画は横」という固定観念を破り「縦表示」という、スマートフォンの特性に合わせて作成した音楽コンテンツ「縦ライブ」で人気を得始めた。

音楽動画専門ブランドである「ディンゴミュージック(dingo MUSIC)」をはじめとして、メイクアスはドラマや芸能、食べ物と旅行などのさまざまなジャンルの動画を出すたびに、照会数100万ビューを超える「ミダスの手」として生まれ変わった。 YouTube、フェイスブック、インスタグラムの購読者だけでも3500万人以上で、動画の総再生回数は37億ビューに達している。メイクアスの可能性を見たSKテレコムとネイバーは最近、130億ウォン規模の投資を決定した。 26歳という若さでメイクアスを設立し、売上げ240億ウォンの企業に成長させたウ・サンボム代表に5日、ソウル市乙支路の本社で直接会って、会社の成功戦略とビジョンについて聞いてみた。

メイクアスはモバイル機器とソーシャルメディア環境に最適化されたコンテンツを作るということをモットーにしている。



ウ・サンボム代表は「モバイルとソーシャルメディア環境の主役であるミレニアル世代とコミュニケーションし、共感を得ることができるコンテンツを制作することが会社の成長動力」だと強調する。日常に疲れた若者たちのそばに有名人がとつぜん登場し、一日を一緒に過ごして慰労する「お疲れさま、今日も」や、最近の旋風的な人気を集めているゲーム「バトルグラウンド」をテーマにしたウェブドラマ「バトグラで会ったソル」などは、若い世代の狙撃に成功した代表的なコンテンツだ。メイクアスはミレニアル世代の多様な関心事を反映した27種のコンテンツブランドを運営している。

事実、地上波やケーブル放送局のようなすべてのコンテンツ制作会社は、若い世代にアピールするために全力を尽くしているが、メイクアスほど成功したコンテンツ数の多い会社は珍しい。

ウ代表はメイクアス印のコンテンツの「打率」が高い秘訣は、「速くて多様にたくさん失敗してみること」だと述べた。彼は「失敗しようとしてコンテンツを作成する創作者はない」とし、「このコンテンツは大あたりするだろうか」と悩むあいだにまずは作って公開し、反応が良ければ発展させていくのが私たちならではの戦略」だと語る。モバイルコンテンツの核心は、すぐに作ってすばやく消費者の反応をうかがうことだと説明する。呉代表は「成功したコンテンツの後には、目に見えない数々の失敗がある」とし、「その積もったノウハウが成功の確率をさらに高めてくれるだろう」と伝えた。

ノウハウは目に見えないが、また別の成功の秘訣は目に見える「データ」だ。メイクアスはYouTubeやフェイスブック、インスタグラムなどの主要なソーシャルメディアに上がってくる動画コンテンツの再生回数や「いいね」などを監視するシステムを構築した。独自に開発したSMMS(Social Media Management System)ソリューション「トレンディンゴ」を通じてだ。ウ代表は「どのようなコンテンツが高い反応を得るのか既に判っている」とし、「ドラマや芸能のように作家の力量が重要な領域のほかに、ライフスタイル領域のコンテンツを作成する際に大きな力になる」とした。例えばビューティー商品である「クッション」に関する映像を作成する場合、関連する映像をすべてランキング化して見ることができ、これをコンテンツ制作に参照するというわけだ。

ウ代表はメイクアスが備えるコンテンツ創作という「源泉技術」に対する需要は、今後もますます増えるだろうと自信を見せる。モバイル動画コンテンツ市場は現在、ちょうど形成され始めた段階だという。そしてその2つの軸に広告・コマースとプラットフォームをあげた。

多くのブランド企業はもはやテレビではなく、モバイルコンテンツにより多くの広告とPPLコストを投入し始め、さらにメイクアスが直接製品をローンチして販売するビデオコマース事業にまで拡張するだろうというものだ。

最近、中国最大のIT企業はメイクアスに一定の金額を支払うことと引き換えに、中国内でディンゴのコンテンツを独占的に流通する権利をほしいと提案した。ウ代表は「第5世代(5G)時代が到来すると、モバイルコンテンツの需要はさらに爆発するだろう」と展望した。

ウ代表は「今年の上半期だけでYouTube購読者が200万人以上に増加した」とし、「今年中に1000万人を達成できるものと思われる」とした。
  • 毎日経済_イ・ソキ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-07-05 18:05:03