「週52時間制」実施…勤務時間や会食文化に変化


週52時間制の施行以後、大企業や公共機関が集まっているソウル市光化門一帯の食堂や飲み屋の夜の売り上げが10%以上減少したことが分かった。週52時間施行後に会食文化が急激に変化し、退勤時間が繰り上げられたためだ。

2日、KTとBCカードが週52時間勤務制の施行にともなう流動人口とソウル市内加盟店の売上げビッグデータを分析した結果によると、8月19日から9月15日までの光化門と板橋(パンギョ)地域は、午後6時以後の飲食と酒類関連業種の売上げが10.3%から最大14.7%まで減少した。板橋にはゲーム会社などのIT関連企業が密集している。

KTの関係者は、「週52時間勤務制のために職場の飲み会文化などが変化し、これまで会社の近くで退勤後の食事などを楽しんでいた会社員が、家の近くで夜を過ごすことで関連業種の売上げが下落したものとみられる」と分析した。今回の調査はKTの顧客約1500万人の動きを分析した結果で、午前9時から午後6時まで、月に10日以上同じ基地局で携帯電話を4時間以上使用した利用者を対象とした。

一方、勤務時間の短縮で余暇生活を楽しむ会社員が増え、書店やゴルフ練習場、ボーリング場、フィットネスクラブ、映画館などの娯楽関連業種の売上げは、前年同期よりも平均9.2%増加した。地域別では銅雀区が70.3%で最も多く増え、江西区66.3%、東大門区42.7%の順だった。これに比べて多くの会社員が勤務する鍾路区と矜川区の余暇活動の売上げは、それぞれ7.7%と6.7%減少した。

またKTが週52時間勤務制が施行された後、8月1日から9月16日までの流動人口をビッグデータとして分析した結果、実際に会社員の勤務時間が減り、通勤時間にも小さくない変化が現れた。光化門地域の会社員の勤務時間は前年同期よりも55分ほど減少した。

情報技術(IT)やゲーム企業が多い京畿道の城南・板橋地域では昨年よりも11.6分減少した。週52時間勤務制の適用が猶予された金融会社のある汝矣島では勤務時間が6分減少した。一方で、まだ週52時間勤務制の適用対象ではない300人以下の中小企業と、ベンチャー企業が多い加山デジタル団地の会社員の一日の平均勤務時間は5分ほど増えた。

通勤時間も地域別に差を見せた。光化門地域の会社員を見ると、昨年は午前7時30分から8時までの間に出勤する割合が26%だったが、週52時間が施行された今年は15%に減った。代わりに8時30分から9時までの間に出勤する会社員の割合が21%から38%に増加した。
  • 毎日経済_イム・ソンヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-10-02 22:08:58