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数学ノーベル賞、78年ぶりに女性初

イラン出身の米スタンフォード大学のマリアム・ミルザハニ(Maryam Mirzakhani)教授(37) 

  • 数学ノーベル賞、78年ぶりに女性初
イラン出身のマリアム・ミルザハニ(Maryam Mirzakhani)米スタンフォード大学(Stanford University)数学科教授(37)が 女性として初めて数学界「数学ノーベル賞」と呼ばれる「フィールズ賞(Fields Medal)」の受賞者に選出された。1936年フィールズ賞が制定されて以来、78年ぶりに女性が受賞するという栄誉に授かった。

国際数学者連合(IMU、International Mathematical Union)は13日、ソウルの三成洞COEX開かれた「2014年国際数学者会議(ICM、International Congress of Mathematicians)」で、今年のフィールズ賞の受賞者にミルザハニ教授をはじめ、フランス、パリ6大学数学科のアルトゥル・アビラ(Artur Avila)教授(35)、英ウォーリック大学(University of Warwick)数学科のマルティン・ハイラー(Martin Hairer)教授(38)、 米プリンストン大学のマンジュル・バルガバ(Manjul Bhargava)客員教授(40)が 選定されたと明らかにした。

今回の大会では、歴代のどの大会よりも「珍記録」が量産された。1979年にブラジルで生まれた アビラ教授は、ブラジル国立純粋応用数学院(IMPA)博士学位者(2001年)として米州やヨーロッパ以外の国家で博士学位を取得した初のフィールズ賞受賞人物になった。朴大統領はこの日の授賞式で、「数学は最も長い間の歴史を持った学問であり、全人類が共有する偉大な遺産」とし、 「人類の未来発展も数学と直結している」と強調した。
  • 毎日経済_ウォン・ホソプ記者/キム・ミヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-13 17:42:32




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