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SKチェ会長、ダボス会議で社会的価値の成果を共有


  • SKチェ会長、ダボス会議で社会的価値の成果を共有
  • 崔泰源(チェ・テウォン)SK会長は23日(現地時間)、スイスのダボス世界経済フォーラムのセッションのパネルとして参加し発言している。 写真提供=SK



崔泰源(チェ・テウォン)SK会長がダボスフォーラムセッションにパネルとして参加し、企業の「社会的価値」を実践しているSKの事例を発表した。チェ会長がダボスフォーラムの公式セッションにパネルとして参加したのは2013年以来の7年ぶりだ。チェ会長は23日(現地時間)、「アジアの時代の利害関係者資本主義」セッションで、「企業の経営目標とシステムを株主から利害関係者に変えることは、選択ではなく義務になった」と明らかにした。

利害関係者資本主義は、株主だけでなく顧客や従業員、サプライヤー、地域社会、政府などの利害関係のあるすべての当事者を網羅する、いわゆる包容的資本主義を意味する。

河野憲治NHKアメリカ総局長の司会で進行したこの日のセッションでは、チェ会長のほかに二極化と不平等の研究でノーベル経済学賞を受けたコロンビア大学のジョセフ・E・スティグリッツ教授、アジア金融の専門家である史美倫(ローラ・チャ)香港証券取引所会長、環境問題改善の先頭に立ってきた丸紅の国分文也会長がパネルとして参加した。チェ会長は2013年のダボスフォーラムで「社会的価値を創出した企業にインセンティブを提供し、社会問題の改善と参加を誘導しよう」と提案したことを思い出させた後、その後の7年間にSKが試みたさまざまな方法や成果、示唆点を紹介して関心を集めた。

チェ会長は、最尖端の技術を活用して社会的価値を向上させる方法論も提示して注目を浴びた。同氏は「ビッグデータと人工知能などを活用すれば、顧客一人一人が重視する社会問題をさらに細密に把握し、個人に最適化されたサービスを提供し、より多くの社会問題を解決することができる」と強調した。

続いて同氏は、「社会的価値の測定の客観性と信頼性などを確保するためには、より多くのデータを確保しなければならない」とし、「そのために、さらに多くの企業や関係者が社会的価値の創出と測定に参加することが必要だ」と注文した。
  • 毎日経済ダボス取材チーム | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-01-23 21:43:09




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