トップ > コラム > 大邱、17歳少年の「肺炎死」…コロナかどうかで緊張

大邱、17歳少年の「肺炎死」…コロナかどうかで緊張


  • 大邱、17歳少年の「肺炎死」…コロナかどうかで緊張

大邱・慶北地域で18日、一日にコロナ19による死亡者が5人も発生し、致死率が心理抵抗線である1%を超えた。

疾病管理本部によると、この日の午後5時を基準にしてコロナ19による死者は91人を記録した。去る17日の国内のコロナ19確定者(8413人)の規模を考慮すれば、致命率は1.1%水準まで接近した。去る4日の致命率が0.6%台だったことを考慮すれば、15日ぶりで2倍近くに上がったわけだ。

特に80歳以上では致命率が10.8%に達するほど高く出て、医療スタッフは高齢確定者の治療に困難を経験することが分かった。高齢の重症患者が継続して増えており、当分のあいだは致命率も継続して高まるだろうと思われる。疾病管理本部によると現在、全国のコロナ19患者のうちで重症以上は82人であり、このうち58人は重篤なものと把握された。重症以上に分類される患者は去る3日には41人に過ぎなかったが、半月で2倍に増えた。死亡者が連日で相次ぐ大邱でも、人工呼吸器治療中の重症患者のみで33人に達し、死亡者はさらに発生する可能性が高い。

またこの日、大邱では肺炎の症状を見せていた17歳の少年が死亡して、保健当局が非常事態になった。保健当局によると、この少年は午前11時15分頃に大邱の嶺南大病院で死亡した。

死因は多臓器不全で、基礎疾患はなかったことが確認された。この少年は頭痛や肺炎の症状で慶北の慶山中央病院選別診療所を訪れたが、最近になって嶺南大病院に移送された。この少年は生前にコロナ19検査では陰性判定を受けたが、肺炎の症状を示したことから、死後にコロナ19の検体検査を実施した。

チョン・ウンギョン中央防疫対策本部長は、「17歳の大邱患者は生前に遺伝子検査で何度も陰性となったが、追加で施行した検査では遺伝子の陽性反応が出たことがあり、未決定と判断を下した状態だ」と語った。
  • 毎日経済_大邱=オ・ソンドク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-03-18 20:14:47




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア