トップ > コラム > 確定者を「1万人台」に抑えるには？
国内の「コロナ19」確定者は1万人を突破したが、幸いなことに新規患者の増加幅の鈍化傾向はますます明確になっている。
去る3月の最初の週の一日平均新規感染者数は515人に達したが、ここ3週間は100人前後に落ちた。ただし海外流入確定者が着実に増えており、隔離期間中の家族間の感染と、それにともなう地域感染の拡散に対する危険性は相変わらず点は心配の種だ。また、病院・宗教施設を中心に断続的な集団感染事例がなかなか弱くならないため、当分の間は「社会的距離」を置くことを維持するなど、さらに防疫に集中しなければならないというのが防疫の専門家らの注文だ。
3日の中央防疫対策本部によると、2日現在の累積感染者1万62人のうちで、集団感染の割合は83％に達している。特に最近では病院での集団発症事例が相次いでいる。大邱市はこの日、大量コロナ19確定者の発生でコホート隔離（出入り封鎖）された大邱達城区所在の「第2ミジュ病院」の患者と従事者188人に対する第3次全数調査の結果、患者19人と従事者3人などの計22人が追加で確定判定を受けたと明らかにした。これにより、第2ミジュ病院で出てきた累積確定者だけで169人に増えることになった。
大邱市のテシル療養病院でも2人が追加で確定判定を受け、累積確定者は97人になったし、大邱ハンサラン療養病院でのみ123人の確定者が出るなど、病院の感染が後を絶たない。京畿道の議政府聖母病院と慶北慶山市の西療養病院でもそれぞれ27人と65人の確定が出た。
世界のコロナ19確定者が100万人を超えた中で、コロナ19ウイルスの海外再流入の危険性もますます高まっている。 2日現在、海外からの流入累積確定者は計647人で、国内全体の確定者（1万62人）の6.4％水準だが、最近になって国内感染者の半数前後が海外流入の事例として集計されるほど急に変化した。
実際に、去る2日の新規感染者86人中の38人（44.2％）は、海外から入ってき確定者であることが分かった。これらの海外流入確定者のうち22人は、空港検疫段階で陽性判定を受け、残りの16人は入国検疫時には症状がなかったが、その後の地域社会で確定判定を受けたケースだ。これと関連し、チョン・ウンギョン中央防疫対策本部長は3日の定例ブリーフィングで、「2日の空港検疫段階で無症状で検査を受けた2人が確定した」とし、「無症状検査のうちで陽性判定を受ける割合は10％前後となるものと見られる」と述べた。
このようにコロナ19海外の流入の事例が急増するやいなや、政府は去る1日からすべての海外入国者を対象に、2週間の自己隔離を義務付けたが、その後は海外入国者も減っていることが分かった。ユン・テホ中央事故収拾本部防疫総括班長は、「現在の入国統計を見ると、（2日に）5924人が入国した」とし、「この一週間は（一日）7000人水準を維持したものが6000人未満に落ちたことは励み」だと述べた。最近一ヶ月間に海外から国内に入ってきた入国者は34万人と把握された。
このように、海外からの流入と病院での集団感染で国内の感染者数が1万人を突破した中で、政府は当初は日までと決めた高強度の「社会的距離」を置く時期を延長する計画であることが伝えられた。大多数の感染症専門家らも、日常生活や防疫が調和をなす「生活防疫（緩和された社会的距離）」に移行するよりも、当分の間は高強度の距離を置く措置をとることが必要だという立場だ。翰林江南聖心病院のイ・ジェガプ感染内科教授は、「シンガポールも始業したことで学生の確定者が発生した」とし、「外国人入国者まで勘案すれば、防疫を緩和するといつでも再流行することがある」と警告した。
一方、大邱でコロナ19確定判定を受けた内科医のA院長（60）が亡くなった。コロナ19確診者のうちで、医療スタッフが死亡したのは今回が初めてだ。 A院長は去る2月25日、自分の病院で診療をしていた確定者2人と接触していたことが分かった。その後、先月19日に確定判定を受けて入院し、これまで人工呼吸療法を受けてきたがついに亡くなった。 A院長はふだんから高血圧や糖尿病などの基礎疾患を患っていた。
大邱地域での最初の確定者であり、新天地信徒である「31番確定者」は45日目で入院治療中だ。キム・シヌ大邱市感染症管理支援団団長は、「症状が好転すると診断テストを通じて陰性が出たならば退院できるが、31番患者はまだそうでない」と述べた。
確定者を「1万人台」に抑えるには？
海外流入と病院感染をどう抑えるか
国内の「コロナ19」確定者は1万人を突破したが、幸いなことに新規患者の増加幅の鈍化傾向はますます明確になっている。
去る3月の最初の週の一日平均新規感染者数は515人に達したが、ここ3週間は100人前後に落ちた。ただし海外流入確定者が着実に増えており、隔離期間中の家族間の感染と、それにともなう地域感染の拡散に対する危険性は相変わらず点は心配の種だ。また、病院・宗教施設を中心に断続的な集団感染事例がなかなか弱くならないため、当分の間は「社会的距離」を置くことを維持するなど、さらに防疫に集中しなければならないというのが防疫の専門家らの注文だ。
3日の中央防疫対策本部によると、2日現在の累積感染者1万62人のうちで、集団感染の割合は83％に達している。特に最近では病院での集団発症事例が相次いでいる。大邱市はこの日、大量コロナ19確定者の発生でコホート隔離（出入り封鎖）された大邱達城区所在の「第2ミジュ病院」の患者と従事者188人に対する第3次全数調査の結果、患者19人と従事者3人などの計22人が追加で確定判定を受けたと明らかにした。これにより、第2ミジュ病院で出てきた累積確定者だけで169人に増えることになった。
大邱市のテシル療養病院でも2人が追加で確定判定を受け、累積確定者は97人になったし、大邱ハンサラン療養病院でのみ123人の確定者が出るなど、病院の感染が後を絶たない。京畿道の議政府聖母病院と慶北慶山市の西療養病院でもそれぞれ27人と65人の確定が出た。
世界のコロナ19確定者が100万人を超えた中で、コロナ19ウイルスの海外再流入の危険性もますます高まっている。 2日現在、海外からの流入累積確定者は計647人で、国内全体の確定者（1万62人）の6.4％水準だが、最近になって国内感染者の半数前後が海外流入の事例として集計されるほど急に変化した。
実際に、去る2日の新規感染者86人中の38人（44.2％）は、海外から入ってき確定者であることが分かった。これらの海外流入確定者のうち22人は、空港検疫段階で陽性判定を受け、残りの16人は入国検疫時には症状がなかったが、その後の地域社会で確定判定を受けたケースだ。これと関連し、チョン・ウンギョン中央防疫対策本部長は3日の定例ブリーフィングで、「2日の空港検疫段階で無症状で検査を受けた2人が確定した」とし、「無症状検査のうちで陽性判定を受ける割合は10％前後となるものと見られる」と述べた。
このようにコロナ19海外の流入の事例が急増するやいなや、政府は去る1日からすべての海外入国者を対象に、2週間の自己隔離を義務付けたが、その後は海外入国者も減っていることが分かった。ユン・テホ中央事故収拾本部防疫総括班長は、「現在の入国統計を見ると、（2日に）5924人が入国した」とし、「この一週間は（一日）7000人水準を維持したものが6000人未満に落ちたことは励み」だと述べた。最近一ヶ月間に海外から国内に入ってきた入国者は34万人と把握された。
このように、海外からの流入と病院での集団感染で国内の感染者数が1万人を突破した中で、政府は当初は日までと決めた高強度の「社会的距離」を置く時期を延長する計画であることが伝えられた。大多数の感染症専門家らも、日常生活や防疫が調和をなす「生活防疫（緩和された社会的距離）」に移行するよりも、当分の間は高強度の距離を置く措置をとることが必要だという立場だ。翰林江南聖心病院のイ・ジェガプ感染内科教授は、「シンガポールも始業したことで学生の確定者が発生した」とし、「外国人入国者まで勘案すれば、防疫を緩和するといつでも再流行することがある」と警告した。
一方、大邱でコロナ19確定判定を受けた内科医のA院長（60）が亡くなった。コロナ19確診者のうちで、医療スタッフが死亡したのは今回が初めてだ。 A院長は去る2月25日、自分の病院で診療をしていた確定者2人と接触していたことが分かった。その後、先月19日に確定判定を受けて入院し、これまで人工呼吸療法を受けてきたがついに亡くなった。 A院長はふだんから高血圧や糖尿病などの基礎疾患を患っていた。
大邱地域での最初の確定者であり、新天地信徒である「31番確定者」は45日目で入院治療中だ。キム・シヌ大邱市感染症管理支援団団長は、「症状が好転すると診断テストを通じて陰性が出たならば退院できるが、31番患者はまだそうでない」と述べた。
- 毎日経済＿大邱＝オ・ソンドク記者／ソウル＝チョン・スルギ記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2020-04-03 18:05:34
