ネイバーのハン・ソンスク代表が語る「勝負手」

ライブショッピングと高速配達 

ネイバー(NAVER)はリアルタイム放送を通じた販売である「ライブショッピング」を本格化し、物流企業と協力して当日出荷システムを構築するなど、オンラインショッピングを強化する。主な収益モデルである広告は「コロナ19」拡散の影響で後ずさりしているが、アンタクト(untact/非対面)の消費が増加する状況を新たな成長の機会にするというものだ。


ネイバーのハン・ソンスク代表(写真)は23日、業績カンファレンス・コールで「コロナ19の拡散はマーケティングの需要減少の面では危機だが、非対面サービスの活性化側面ではさまざまな機会要因」だとし、「今年の上半期中に32万人のスマートストア販売者がライブコマースに乗り出すことができるような機会を徐々に増やしていく」と明らかにした。


ネイバーは中小商工人中心のオンラインショッピングモールサービスである「スマートストア」の販売者らが、リアルタイム放送で商品を売ることができる新しい電子商取引の方法を拡大し、増え続ける非対面購入の傾向に拍車をかける方針だ。

今年の第1四半期のスマートストア取引き額は前年同期比で56%成長しており、20代と40代以上の購入者が急増したことに力づけられて、スマートストアの月間バイヤーは1月の800万人から2月は900万人に、続いて3月には2000万人にまで拡大した。特に3月末に導入されたライブショッピングは1時間で完売し、売上げは2億6000億ウォンを出したり、ロンドンとパリでの現地購入の代行放送で4000万ウォンの販売が成立するなど、成功事例を導出している。

ハン代表は「3月に3万7000店のスマートストアが新規開設されて過去最高を記録するなど、アンタクト文化の拡散がオンライン創業につながっている」とし、「ライブコマースがオフライン販売者にもう一つの販売ツールとして位置づけられて良い反応を得ている」と強調した。

ネイバーは多様なパートナーと手を握って即日発送システムを構築するなど、ショッピングサービスの物流能力も強化する方針だ。ネイバーショッピングに入店した販売も「クーパン」のよう品物をすばやく出荷できるように支援し、ショッピングプラットフォームの競争力をいっそう引き上げるというものだ。 LG生活健康は大規模なブランドのためのネイバー内の販売チャネルである「ブランドストア」に入店した後、ネイバー・CJ大韓通運と協力し、午後11時30分まで注文した商品を24時間以内に出荷するサービスを開始した。

また投資を基盤に物流協力会社を増やしている。先月だけでもウィキープ(投資額55億ウォン)、トゥソンカンパニー(ネイバーを含む累積投資64億5000万ウォン)などのフルフィルメント企業に投資しており、2017年には二輪車を基盤にした物流スタートアップであるメッシュコリアにも240億ウォンを投資した。フルフィルメントはオンラインで商品を注文した後、出荷するまでのすべての物流プロセスを代行するサービスだ。物流倉庫に在庫を保管しておき、注文が入ってくると品物をすぐさま包装して出荷する。

ハン代表は「生活必需品やファッション、家具、家電などの商品群ごとに異なる配送要求がネイバーショッピングでうまく実現できるように、さまざまなブランド社、物流業者との協力を模索する計画だ」と語った。

ネイバーはこの日、第1四半期に売上げ1兆7321億ウォンと営業利益2215億ウォンを記録したと発表した。前年同期比の売上げは14.6%、営業利益は7.4%増加した。ネイバーはコロナ19の影響で広告部門の売上げが減少したものの、ショッピング部門の売上げが成長して善く守ったと説明した。

ネイバーは広告収入の減少を打開するために、5月からモバイルメイン領域に露出するプレミアムブランド広告「スマートチャンネル」商品を試験的に発売する。

ハン代表は「スマートチャンネルの発売で、ネイバーは利用者の意志・関心・購入に至るまでの全段階を広告・検索・ショッピングで完結する統合マーケティングプラットフォームとしての価値をより多くの広告主に伝えることができる」とし、「利用者には興味にもとづいて適切に露出して広告の効用をさらに改善した、次世代の商品に発展させる」と語った。
  • 毎日経済_オ・デソク記者/ホン・ソンヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-04-23 19:45:14