サムスン電子の前社長が中国企業へ…韓業界「ざわざわ」



チャン・ウォンギ前サムスン電子社長(写真)が中国のディスプレイ関連企業の副総経理(副会長)として受け入れられたことが伝えられ、韓国の半導体・ディスプレイ業界がざわめいている。

11日の業界によると、チャン・ウォンギ前社長は最近、ディスプレイ駆動チップなどの半導体設計・製造メーカーである中国ESWIN(エスウィン)社の副総経理に就任した。エスウィン社は2016年に設立された新興企業で、ディスプレイ駆動チップと半導体ウェハーの生産事業なども並行している。中国最大のディスプレイメーカーであるBOE社の王東升創立者も、この会社に入社して総経理(社長)を務めている。

チャン前社長は1981年、サムスン電子半導体事業部に入社して36年のあいだ「サムソンマン」として働いて社長の座にまで上がった。 LCD事業を主に担当しており、2009年1月から2011年6月までサムスン電子LCD事業部長(社長)を務めて、2011年から中国サムスン社長とサムスン電子の中国戦略協力室長などを経て、2017年に退任した。

チャン前社長の中国行きをめぐって、業界では多少驚いたという反応だ。サムスン出身の社長級人士が、国内企業と熾烈な競争を繰り広げている中国の競合他社に行った前例がないからだ。一部ではこれをめぐって、中国による核心人材の引き抜きという懸念が出てくるが、チャン前社長は現業を離れて久しく、核心技術を保有している人材ではないという点から、このような見方は適切ではないという意見もある。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-06-11 17:29:19