「ワンソン教会」集団感染…少なくとも14人確定

ソウル大学でも感染者出る 

  • ここ2週間の感染経路


信徒が1700人を超える宗教施設での集団感染がまた発生し、防疫当局が緊張している。 26日、中央防疫対策本部はソウル市冠岳区の「ワンソン教会」関連の感染者は少なくとも14人発生したと発表した。この教会の信徒は1715人にのぼる。確定者はソウル市が11人で、京畿道が1人だ。

去る24日に確定された指標患者の場合、18日に聖歌隊の練習を行い、19~20日は教会のMT(郊外集会)に参加し、21日は礼拝に参加した。その後の22日から症状が現れた。この教会では聖歌隊員20人のうちの3人と、教会MTに行って来た20人のうちの8人(指標患者を含む)が感染した。他の1人は21日の礼拝出席者であることが確認された。

聖歌隊の練習とMTの場合は長時間のあいだ密接接触したために、発生率が高かったと防疫当局は説明した。中央防疫対策本部のクァク・チン患者管理チーム長は、「指標患者の症状発生日が22日であることから、MTで伝播があったもので、それ以後は聖歌隊の集まりで伝播したものと考えている」とし、「聖歌隊の練習は18日だったが、21日に聖歌隊が再び集まって接触があった」と説明した。防疫当局は宗教修練会と小グループでの集会は中止または延期したり、あるいはできるだけ非対面に切り替えてほしいとした。

「ワンソン教会」関連の感染者の中には梨大付属高校の教師と、ソウル市鍾路区のフォーシーズンズホテルの従業員が含まれており、さらなる連鎖感染の可能性も排除できない状況だ。

去る24日、ソウル市冠岳区書院洞(そうぉんどん)に居住する31歳の女性が最初に確定判定を受けた後、この女性とともに18~20日に教会聖歌隊の練習と教会のMTに参加した人々が次々に確定された。ソウル市によると26日午前10時現在、関連する感染者は12人に達しており、この中には梨大付高の教師とフォーシーズンズホテルのサウナの従業員が含まれた。防疫当局はワンソン教会はもちろん、教会が運営する保育園も一時閉鎖しており、梨大付高も閉鎖措置に突入した。

ソウル市は聖歌隊の練習と教会MTに参加した信徒41人に対する全数検査を実施している。ソウル市教育庁は確定者が出てきただけに、梨大付高の生徒に登校を中断させて遠隔授業に転換する一方、当該の教師の密接接触者を特定している。

25日にフォーシーズンズホテルのサウナに勤務する従業員の20代男性が確定判定を受けたことによって、8階のフィットネスセンターと9階のサウナもまた臨時閉鎖された。ホテル側はサウナを利用した会員の現状把握に乗り出す一方で、確認されるやいなや会員に確定者発生の事実を通報している。ホテル側は全体を臨時閉鎖するかどうかを検討していると伝えられた。

ワンソン教会初の確定者と接触した後、確定判定を受けた京畿道龍仁市在住の30代男性は、龍仁に所在する某金融グループのデータセンターの従業員であることがわかった。この感染者は会社の寮であるアパートで同僚4人と一緒に生活していたことが分かった。防疫当局は龍仁市の確定者と同居していた4人の検体検査に突入した。

ソウル大の学部生Aさんも25日、冠岳区のヤンジ病院選別診療所で確定判定を受けたと明らかにした。ソウル大によると、Aさんは23日と24日に学校に行き、校内循環シャトルバスに乗って自然科学部の建物(24棟)と学生会館食堂などを訪問したことが分かった。

26日0時の時点で隔離解除された患者は198人に達した。最近、毎日の隔離解除は二桁を記録していたが、この日は大幅に増えたわけだ。これは25日から防疫当局が隔離解除基準を緩和した影響だ。防疫当局は病床不足の問題を解決するために、無症状の患者の場合は10日経って何らの症状がなければ隔離解除するなどの基準を設けた。中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は、「一番最初に隔離解除を検討する対象は無症状であるか軽症、50歳未満の患者のうちで遺伝子増幅(PCR)検査のために隔離解除できない方々」だとし、「症状がひどいか高齢者や免疫低下患者は、医療関係者が検査基準をまず適用するだろうと予想される」とした。

一方、中央災難安全対策本部は26日、療養病院と介護施設に対する高強度感染予防対策を継続するが、来月1日から事前予約制を前提に非接触面会を許可すると発表した。
  • 毎日経済_チョン・スルギ記者/キム・ヨンジュ記者/チェ・ヒョンジェ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-06-26 21:05:28