韓国経済の心理指数…21年ぶりに最悪

韓銀「6月のESIは56.4」 

政府の緊急災害支援金支給などによって民間で感じる企業体感景気は小幅で改善したが、全体的な経済心理は歴代で最低水準を記録した。 30日、韓国銀行が発表した「6月の企業景況判断指数(BSI)」によると、6月はすべての産業における業況BSIは56で、前月よりも3ポイント上がって2カ月連続上昇を続けた。

BSIは企業家が体感する景気を指数化したもので、100を超えると肯定的に回答した企業が多いことを、100に達しない場合はその逆を示す。製造業業況BSIだけを見れば前月比で2ポイント上昇した51で、2月(65)から4カ月連続で減少したが5ヶ月ぶりに上昇に転換した。自動車など前方産業の不振で、1次金属(-15ポイント)などが落ちたが、電子・映像・通信機器(7ポイント)、電気機器(13ポイント)部門の回復が影響を及ぼした。

韓国銀行の関係者は、「スマートフォンの輸出が増えたし、ディスプレイ関連の電子部品と家電製品の販売が増加した」と説明した。最近、国内家電メーカーの売上高は政府の「効率家電製品購入費用の払い戻し」政策などで、昨年の同じ期間(3月23日?6月18日)に比べて約2.3倍増加した。企業別にみると、大企業(1ポイント)と中小企業(4点)、輸出企業(6ポイント)は上昇した一方で、内需企業は前月と同じレベルを示した。 8月の製造業景気見通しも小幅で改善した。 7月の製造業業況見通しBSIは前月比で2ポイント上昇した51だ。

企業景況感は一部で改善されたが、経済全般の景況感は統計情報を集計した2003年以来、最も低い水準であることが分かった。経済心理指数(ESI)から季節や不規則な変動を除去した循環変動値は56.4で、前月比で5.2ポイント低下し、歴代で最も低い数値を示した。 ESIは企業心理指数と消費者動向指数(CSI)を合成した指数だ。 100を超えると民間経済心理がこれまでの平均よりも楽観的であることを、100未満の場合はその逆を示す。
  • 毎日経済_キム・ヒョンジュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-06-30 17:52:41