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WTO事務総長候補のユ・ミョンヒ氏、16日に政見発表


世界貿易機関(WTO)の事務総長候補8人は15日(現地時間)から3日間、WTO一般理事会で政見発表を行う。

WTO事務局によると、発表順序は候補登録順に定められ、初日はメキシコのヘスス・セアデ候補、ナイジェリアのンゴジ・オコンジョ・イウェアラ候補、エジプトのハミド・マムドゥ候補が発表した。この後、彼らはそれぞれ30分間の記者会見を開き、WTOをどのように導いていくのかというビジョンと抱負を明らかにした。

外務・財務相を務めたナイジェリアのンゴジ・オコンジョ・イウェアラ候補は次期米国大統領に何を言いたいのかという質問に「いま(WTOを)離れずともに行こう」と答えた。WTO事務次長を務めたセアデ候補は「(WTO)の代表団の間で信頼が完全に消えた」とし、「信頼の不足は交渉をさらに困難にし、解決しなければならない懸案に対し多大な圧力として作用する」と指摘した。元外交官出身でWTOの専門分野が強いマムドゥ候補はWTOは「存在を脅かす危機」と闘うことに「目的意識」さえ喪失したと診断し、WTOの交渉機能を再び換起させると約束した。

翌日の16日には韓国の兪明希(ユ・ミョンヒ)産業通商資源部通商交渉本部長を含め、モルドバのトゥドール・ウーリアノブスキー候補、ケニアのアミナ・モハメド候補が政見発表と記者会見を行う。ユ・ミョンヒ本部長の政見発表時間は午後3時で、記者会見は午後5時だ。最終日の17日にはサウジアラビアとイギリスの候補の発表が予定されている。

WTO事務局は今後2カ月の間に選挙運動を進めて9月から脱落手順を開始し、遅くとも11月初旬までに選出作業を終える計画だ。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-07-16 08:43:24




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