「イースター航空の次は?」…連鎖倒産を懸念

韓、LCC7社で数百億の赤字 


  • イースター航空のチェ・ジョング代表が23日、ソウル市江西区のイースター航空本社で開かれた臨時株主総会を終えて総会の場所から出てきた。 [キム・ジェフン記者]



イースター航空は済州航空との合併・買収(M&A)の失敗で事実上は破産の危機を迎え、航空業界では下半期に格安航空会社(LCC)の連鎖倒産が現実化するのではないかという懸念が高まっている。


■ 苦戦する韓LCC

近距離の国際線運航率を高め、キャッシュフローを迅速に引き上げることが国内LCCの収益モデルだった。しかし「コロナ19」の長期化で収益性の高い国際線の運営が不可能になり、このような収益モデルは完全に崩壊した。さらに政府の雇用維持支援金さえもが来月に終了する。LCCとしては経営改善の要因を見つけるのはまったく難しい四面楚歌の状況だ。

  • 韓LCCの実績悪化


23日の航空業界によると、LCCは今年の第2四半期は第1四半期よりも赤字幅が大きくなり、実績下落が続く見通しだ。金融情報提供会社のエフアンドガイドによると、済州航空の今年第2四半期の予想営業損失は846億ウォンで、今年上半期の営業損失は計1500億ウォンに達する見通しだ。

ジンエアーも期待営業損失が634億ウォンで、上半期に総1000億ウォンの営業損失が予想される。ティーウェイ航空も530億ウォンの損失で、計800億ウォンの上半期営業損失を記録するものと見られる。エアプサン、エアソウル、イースター航空、フライ江原なども数百億ウォン規模の営業赤字が予想される。

状況がこのようなことから、コロナ19の長期化で国際線輸送が不可能になったLCCには、期待して見るに値する生存対策は全くない状況だ。国内需要だけでは持ちこたえるのは難しいという説明だ。今年の第2四半期の国内線旅客輸送量は、前年同期比で38.1%減少した。特に国際線は昨年より97.9%も減少した。

コロナ19以前に主要なLCC 6社(済州航空、ジンエアー、ティーウェイ航空、イースター航空、エア釜山、エアソウル)の国際線は計221路線に達したが、今年7月は12路線で5%に過ぎない。 LCCは仕方なく国内線を積極的に拡大しているが、1万ウォン台のチケットが続出し、出血競争に過ぎないという評価を受けている。

これに加えて、政府が支援してきた雇用維持支援金さえも来月に切れる。現在、政府は航空業を一時的に特別採用業種に指定して、6ヶ月間休職手当ての75%を保持する雇用維持支援金を運用している。現行法上、雇用維持支援金支給期間は180日に限定されている。このことこから、去る22日に主要LCCの代表が宋玉珠(ソン・オクチュ)国会環境労働委員会委員長に会って、「昨年から始まった韓・日貿易紛争に今年初めのコロナ19までが重なり、政府の支援がなければ大規模なリストラは避けられない」と支援金の延長を要請した。

■ 業界は連鎖倒産を懸念

航空業界ではLCCの「下半期連鎖倒産説」が現実になるのではという懸念が高まっている。

エアプサンの場合は金海空港で持っているスロットと、運輸権などで比較的競争力が残っている方だ。しかしエアソウルは昨年の資本総計-57億ウォンで、完全資本蚕食状態だ。世宗大のファン・ヨンシク経営学科教授は、「航空業界に冬が迫った状態で維持する準備をするべきだが、投資家は将来の価値を見て投資に乗り出すのが常」だとし、「投資家が有償増資など参与する可能性の高い大型航空会社(FSC)とは異なり、LCCは資本拡充には困難がともなうだろう」と述べた。
  • 毎日経済_チェ・グンド記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-07-24 11:14:09