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米HAAH社、秘密裏にサンヨン自動車を実査


米国の自動車流通関連会社である「HAAHオートモーティブ・ホールディングス(以下HAAH)」は、流動性危機に直面した双龍(サンヨン)自動車に投資するために実査を実施したと伝えられた。

サンヨン自動車の大株主であるインドのマヒンドラ・グループがサンヨン自動車へ追加投資する内容について一線を引き、サンヨン自動車としては今月末までに新たな投資家を確保できない場合は法定管理の申請が避けられない状況で聞こえてきたニュースであることから注目を集めている。

11日のサンヨン自動車債権団と自動車業界の関係者によると先月、HAAHはサンヨン自動車の実査のために平沢工場を訪問したことが伝えられた。今回の実査は徹底的に秘密裏に行われたと伝えられた。

HAAHは2014年に設立された、米国の自動車流通関連のスタートアップだ。米国の輸入車市場で中国ブランドの車の販売と関連した事業を行っている。中国の5大自動車メーカーの中で一つである奇瑞汽車(チェリー自動車)が持分を保有していると伝えられた。このようなことから、チェリー自動車がサンヨン自動車の買収を推進するのではないかという内容が報道された。

現在、サンヨン自動車は投資家の確保が切実な状況で、今月末までに新しい投資家が見つからない場合は、次月の1日付で法廷管理を申請するしかない。債権団の関係者は「現在、サンヨン自動車に2ヶ所の企業が関心を示しており、HAAHはその中の一つ」だとし、「サンヨン自動車としては切迫した状況であることから、債権団でも期待をかけている」と説明した。
  • 毎日経済_チェ・スンジン記者/イ・ジョンヒョク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-08-11 19:52:36




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