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韓「社会的距離の確保」…第2段階に格上げ

感染拡散の程度によっては第3段階へも 

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丁世均(チョン・セギュン)国務総理(写真)は首都圏の急激な「コロナ19」拡散に対応し、15日午後から「社会的距離の確保」を現行の第1段階から第2段階に格上げすることにし、日常生活の変化が予告されている。

学校の場合には登校人員の縮小措置が行われることがあり、クラブと大学院などのリスクの高い施設の運営が中断されることがありうる。図書館などの公共の便益施設の運営も再び中断される。

中央災難安全対策本部によると、ソウル市・京畿道を除く非首都圏地域は、今までのように政府や自治体の特別な制約なしに、市民が原則的に防疫上の準則きちんと遵守する方向で維持される。

問題は首都圏だ。今回の上方措置への変更で最大の変化は「室内50名・屋外100名」という基準だ。

室内は50人以上、屋外では100人以上が対面で集まる私的・公的目的の集会・イベントが原則的に禁止される。ただし開催が必要な場合は、主催者の徹底した防疫対策がともなわなければならない。企業の必須の経営活動に必要なイベントや集まりも許容されるが、感染防止のための対策が先行しなければならない。

結婚式・葬儀・同窓会などの私的な集まりも同じように、このような原則禁止と開催時の防疫努力が適用される。

スポーツイベントは無観衆の試合に切り替わり、クラブや居酒屋、カラオケなどのハイリスク施設は運営が中断されることがありうる。他の大衆利用施設もマスクの着用や利用人数の制限など、防疫上の注意遵守が義務付けられる。

学校は登校授業と遠隔授業を並行するが、登校授業を実施する場合は登校人員の縮小などを通じて、学生の密集度を最小限に抑える。

段階別の適用期間は2~4週間を原則とするが、流行の程度などを勘案して調整することがありうる。もし第2段階の社会的距離の確保を行うとしても、感染の拡散を阻止できない場合は3段階に格上げされ、10人以上の集会・イベントが禁止され、葬儀は家族参加に限って許可される。学校や幼稚園は登校授業を中断して遠隔授業に切り替えたり、休校・休園することになる。

一方、今回の首都圏地域の第2段階への上方修正措置は、来る日曜日の16日からすぐさま施行されることが分かった。
  • 毎日経済_イ・ジェチョル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-08-15 18:20:18




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