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韓政府、確定者400人超を憂慮…「第3段階」本格検討


国内「コロナ19」の新規感染者が400人台に急増し、大流行の拡散懸念を大きくした。27日の中央防疫対策本部によると、この日の午前0時の時点で新規感染者は海外流入の7人を含めて計441人に増えた。

確定者数が400人を超えたのは3月7日(483人)以来の173日ぶりだ。ソウルと仁川や京畿などの首都圏の新規感染者は1月の最初の患者発生以来、一日の発生者数が初めて300人を超えた313人に達した。非首都圏の確定者が100人を超えたことも、3月21日以降の5ヶ月ぶりに初めてだ。

中央防疫対策本部のクォン・ジュヌク副本部長は、「27日の新規感染者のうち、感染経路を知ることができない患者の割合は30%を超える」とし、「首都圏だけではなく、非首都圏でも大流行が頭を持ち上げるのではないかと気をもんでいる」と述べた。

このように全国的な「コロナ19」の集団発症事態が拡散し、政府は社会的距離の確保の第3段階への格上げを本格的に検討した。中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長は、「状況の厳しさを認識し、距離の確保を3段階格上げを含むすべての可能性を考慮しており、必要な措置は迅速かつ果敢に取るつもりだ」と述べた。経済的な打撃を懸念し、3段階への格上げを最大限に遅らせたいのが政府の内心だと思うが、400人台の新規感染者が継続すると政府が決断を下すしかないというのが感染症の専門家らの診断だ。

去る26日から専任医・研修医・開業医などが始めたゼネストによる医療の空白に対する懸念は徐々に大きくなっている。ソウル大学病院などの国内病院ビッグ5の手術が当初の予定分の半分ほどで落ちて、患者が怒っている。残っている医師や看護師の業務負担が加重し、医療事故の可能性も高まっている。保健福祉部は26日、病院の救急・集中治療室の研修医・専任医の集団休診参加者358人に対して業務開始命令を発布した。

  • 毎日経済_ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-08-27 18:26:46




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