店舗に入ると携帯電話に商品情報ぱっと

ロッテ百貨店 来年施行・・・割引クーポン転送・オンラインショッピングモール連結 

「私たちの百貨店を訪れていただきありがとうございます。本日3階女性服売り場でシーズンオフ商品展を、地下1階食品コーナーでは済州産アマダイを50%割引販売いたします。」

主婦キムさんが百貨店売り場に入るやスマートフォンに浮かんだメッセージだ。キムさんはメッセージ情報を通じてこの日の百貨店割引行事と特別行事に対する案内を受けショッピングを開始する。お気に入りの化粧品売り場を通り過ぎるときには愛用する化粧品のブランドセール割引クーポンがスマートフォンに転送される。

映画にでも出てきそうな主婦キムさんの仮想の話が来年には韓国でも現実のものとなる。

オンラインとオフラインを行き来する消費者たちの購買形態に合わせてロッテ百貨店がオン・オフラインを融合した、いわゆる「オムニチャネルショッピングサービス」を来年に本格実施する。

ロッテ百貨店はITベンチャー企業トゥビソリューションと技術を提携しロッテ百貨店ウェブをダウンロードした顧客が売り場に入ると高周波音域帯の波長を送り出してウェブが自動的に実行されスマートフォンでメッセージを受けることができるようにする位置基盤サービスを提供する予定だ。

ロッテ百貨店は、まず来年1月15日から30日まで本店地下のお正月行事場にて顧客スマートフォンで商品情報eブックを転送する示範テストをし、3月から本店、6月からは全店にサービスを拡大する計画だ。

このサービスが本格実施されれば商品を紹介するチラシはもちろんのこと領収書もスマートフォンで転送を受けることができるようになる。またショーウィンドウにNFC(Near Field Communication)チップを設置しスマートフォンをかざすだけでロッテ百貨店オンラインモールであるエルロッテ購買ホームページに自動連動されるようにする方針だ。NFCは10cm以内の至近距離から多様な無線データを送受信する通信技術だ。NFC技術を利用して売り場を訪問する顧客にポイントを積立てるサービスも実施する。

これ以外にも商品イメージとQRコードを含んだ仮想ストアも大幅に増やす。ロッテ百貨店はすでに去る11月からポハン店と釜山本店売り場に仮想ストアを設置してテスト中だが来年からは全店舗に仮想ストアを設置する予定だ。

このようなオムニチャネルショッピングサービスのためにロッテ百貨店は去る8月ロッテ百貨店マーケティング部門内にモバイルコマース企画担当部署を新設しロッテ百貨店のオフライン売り場とオンラインモールを連結する作業を進行してきた。この事業を進行しているムン・ジョンソンマネージャーは「ロッテグループはすでに2010年から低成長時代のトレンドにオムニチャネルショッピングサービスの必要性を痛感し事業を推進してきた」と説明した。彼はまた「来年下半期頃からは顧客の購買履歴をチェックし顧客が好む行事と商品情報をショッピングするときに合わせ形でスマートフォンに提供する計画」だと話した。

ロッテ百貨店シン・ホン社長も去る9月トルコで開催されたアジア太平洋小売業者大会に参席し「モバイルショッピングが他のチャネルと融合し"オムニチャネル”形態に発展するだろう」としてオムニチャネルショッピングサービスの重要性を強調したことがある。

■用語説明

オムニチャネル(Omni-Channel)ショッピング:インターネット、モバイル、オフライン売り場など別途の流通経路で認識されてきたオンラインとオフラインを有機的に結合し顧客たちがいつ、どこででも最善のサービスを受けるようにするショッピング体系。
  • 毎日経済_キム・ジュヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-12-18 17:03:29