「コロナ」後、海外で優遇される「K債権」

「コリアプレミアム」時代が本格化 

コロナ19事態の後の世界的な金融市場で、外貨の調達金利が国内債券の発行金利よりも低くなるなど、韓国金融機関の地位が高まっている。

これまでは地政学的リスクなどを理由に、韓国企業がグローバル市場で資金を調達する際にはより高い金利を与えなければならなかった。国内の株式・債券は他の国の資産に比べて低く評価される「コリア・ディスカウント」時代が続いた。

ところがコロナ19事態以後、最近の韓国経済のファンダメンタルズに対する信頼を土台に、「コリアプレミアム」時代が本格化している。 18日の金融界によると最近、市中銀行やカード会社などの金融会社は、国内債券の発行金利よりも低い金利で外国で債券を発行することに成功した。

去る16日にウリ銀行が発行した3年満期の「カンガルーボンド」の金利は年0.80%で、国内最高の信用格付け(AAA)銀行の同じ満期の銀行債の金利(1.088%)に比べて0.288%ポイント低かった。カンガルーボンドは外国企業が豪州市場で発行する豪ドル建て債券だ。

去る15日、新韓カードは2008年の世界金融危機以降、カード業界初で外貨債券を発行した。満期は5年で発行額は4億ドルだ。アジアとヨーロッパや中東の投資家が集まり、発行金利が下がって、最終金利は1.375%で決定した。新韓カードと同じAA+の信用格付けの5年物金融債の国内金利(1.627%)よりも低く発行された。

先月、新韓銀行が発行した5年満期「カンガルーボンド」の金利は1.183%で、国内AAA銀行の満期の同じ銀行債の金利(1.367%)を下回った。同じ時期にグローバル金融グループのUBSが豪州市場で調達した金利よりも0.01%ポイント高い水準だ。

このように低い金利を約束してもグローバルな機関投資家は喜んで、韓国内の金融会社の海外債券を「投資バスケット」に盛り込んでいる。このような現象は、米国がゼロ金利を2023年までに維持すると公言してドル安が続き、適切な投資先が見つからない投資家が、韓国の金融機関の発行した債券を好んでいるからだ。

このことから国内でウォン債券を発行することよりも、ドルやユーロなどの外貨債券を発行した後、外国為替市場でウォンに変えた方がより有利な事例も現れている。金融界の関係者は、「米国の基準金利が韓国金利よりも低い2017年以来、3年ぶりに国内金融企業の国外調達金利が国内債券の発行金利よりも低くなった」とし、「コロナ19の後、韓国系金融機関に対する認知度と投資家の信頼性が高くなり、国外調達金利が大幅に低下した」と語った。
  • 毎日経済_キム・ヘスン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-10-18 22:45:46