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サムスン電子が「AI脱毛管理」に「自動尿検査器」?

社内ベンチャー制度で創業支援 

  • サムスン電子が「AI脱毛管理」に「自動尿検査器」?
  • サムスン電子社内ベンチャー育成プログラム「Cラボインサイド」を通じて支援した3つの優秀チームが創業に乗り出す。写真提供=サムスン電子


サムスン電子が社内ベンチャー育成プログラム「Cラボ インサイド」を通じて支援した3つの優秀チームが創業に乗り出す。去る5月に発足した5チームに続いて、今年に入って現在までにCラボ出身のスタートアップは計8つに増えるわけだ。

4日のサムスン電子によると、こんかい分社する3つのスタートアップは「ビーコン(Becon)」「イエローシス(Yellosis)」「バイブゾーン(VibeZone)」だ。

ビーコンは人工知能(AI)の分析を経て、パーソナライズされた脱毛管理ソリューションを提供する。イエローシスは自動尿検査システムを開発した。トイレに取付ける機器で尿をためて分析する方式だ。スマートフォンで酸性度(pH)・ブドウ糖・潜血・蛋白尿・ケトン尿のような数値を確認し、健康状態を監視することができる。

バイブゾーンはモノのインターネット(IoT)技術で人と人とを結びつけるデジタルプラットフォームを開発した。最初の製品である「ブリン」は一種のデジタルグッズだが、芸能人が「ブリン」にメッセージ信号を残せば、ファンの持つ「ブリン」にリアルタイムで送信され、グッズを通じた1対1のコミュニケーションを支援する。サムスン電子の関係者は「アンタクト(非対面)文化の拡散にしたがって、家庭で利用可能な課題を中心に創業を支援した」と説明した。

サムスン電子は創造的組織文化を拡散して従業員の革新的アイデアを育てるために、2012年12月に「Cラボインサイド」プログラムを導入した。 2015年からは「Cラボスピンオフ」制度を追加導入し、優れた課題を提供して成果を出したチームがスタートアップとして独立することを助けている。

創業者は初期の事業資金と創業支援金を提供され、希望すれば分社後5年以内にサムスン電子に再入社も可能だ。現在までにCラボインサイドを介して171人が創業に挑戦し、48のスタートアップが設立された。大規模な海外供給契約と投資誘致も相次いでいる。 AIビューティーソリューションを開発する「ルルラボ(Lululab)」は売上げを拡大し、2023年にコスダック市場に上場する計画だ。
  • サムスン電子が「AI脱毛管理」に「自動尿検査器」?
  • 「Lululab」ウェブサイト

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  • 毎日経済_イ・ジョンヒョク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-11-04 17:19:35




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