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「K-バイオ」40社、3年間で10兆投資…「バイオ強国に飛躍」


サムスンバイオロジクス(Samsung BioLogics)とセルトリオン(Celltrion)などのバイオ企業は、2023年までに10兆5000億ウォン規模の大規模な投資に乗り出す。政府はシステム半導体や未来車とともに3大次世代産業として選定したバイオ産業を育成するために、2025年までにバイオ人材4万7000人を養成する計画だ。

文在寅(ムン・ヂェイン)大統領は19日、仁川の延世大学松島国際キャンパスで開かれたバイオ産業の現場訪問イベントで、「2023年までに40社のバイオ企業が10兆ウォン以上を新たに投資して、直接雇用だけで9000人の雇用を創出するだろう」とし、「大韓民国はバイオ医薬品の生産基地を超えて、バイオ産業強国に飛躍する」と明らかにした。

この日、サムスンバイオロジクスは1兆7400億ウォンを投資して、23万8000平方メートル規模の第4工場の建設に着工した。バイオ医薬品25万6000リットルを生産できる、世界最大規模の委託生産(CMO)施設として2023年から本格稼動される。

セルトリオンも5000億ウォンを投入し、技術開発と臨床を同時に遂行できるグローバル生命工学研究センターと、多品種生産施設である年産6万リットル規模の第3工場を建設する計画だ。既存の第1工場(10万リットル)と2工場(9万リットル)と合わせ、年間の生産量は25万リットルに達する超大型施設を保有することになる。

ムン大統領は「サムスンバイオロジクスは世界の医薬品委託生産で1位に躍進するだろうし、セルトリオンもまた世界的なバイオ医薬品の開発企業として生まれ変わるだろう」と褒め称えた。

政府はバイオ産業の成長の基盤となる人材を養成するために、延世大学国際キャンパスに「バイオプロセス人材育成センター」を設立する。研究開発(R&D)予算も大幅に拡充する。ムン大統領は「政府はバイオのR&D予算を今年の1兆3000億ウォンから来年は1兆7000億ウォンに拡大する計画」だとし、「特に年1兆ウォン以上の売り上げを上げるブロックバスター新薬開発を積極的に助ける」と語った。
  • 毎日経済_イム・ソンヒョン記者/キム・シギュン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-11-18 19:45:15




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