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ウェブトゥーン全盛時代、YouTubeに勝った韓国ウェブトゥーン

トラフィック調査会社のニールセンㆍコリアンㆍクリック 

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  • < 動画・音源を追い抜いたウェブトゥーン >

ネイバーに8年間連載されているウェブトゥーン「心の声」は、これまでの累積アクセス数が20億回に達する。一日平均のアクセス数だけでも70万回を超えるわけだ。日常生活を楽しく構成したギャグ漫画なのだが、主に10・20代の若い層から人気を集めている。 「チャドナム(冷たい都市の男)」という言葉がここから生まれ、老若男女がすべて使う流行語になった。

作家のAさんは「絵はいいが先輩との関係があまり」という理由で、既存の漫画出版社からいつも退場させられた。人気漫画家の門下生として入って作家として成長する徒弟式構造に慣れていないせいで作品を発表する機会を見つけられなかったAさんは自暴自棄の心情でウェブトゥーンを開始した。彼は今、月に2000万~3000万ウォン以上を稼ぐ人気作家として活発に活動している。

インターネット漫画を意味するウェブトゥーンが新しいコンテンツプラットフォームとして急浮上している。KT経済経営研究所によると、韓国の国民のうち3人に1人は毎日のようにオンラインに接続してウェブトゥーンを楽しんでいる。10代はもちろん、既存の紙のマンガ本を経験した40代以上の壮年層の利用者も増えている。利用者だけでなく、ウェブトゥーンの利用時間も増加している。

トラフィック調査会社のニールセン・コリアン・クリックによると、2013年基準でネイバー・ウェブトゥーン・アプリの月平均利用時間は373分で、MelOn(356分)ㆍYouTube(146分)を大幅に上回っている。特にウェブトゥーンは人気作品一つが誕生するとこれをベースに、さまざまな派生商品を作り出し新たなビジネスプラットフォームとして成長している。出版はもちろん、映画、音楽、キャラクター、展示、文具、アクセサリーなど、さまざまな分野やジャンルに活用され、 韓国のウェブトゥーンに関連する市場は来年には最大6000億ウォン台にまで拡大すると予想されている。
  • 毎日経済_チェ・ヨンソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-12 15:19:00




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