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「サンドボックス伝道師」朴容晩大韓商工会議会長


  • 「サンドボックス伝道師」朴容晩大韓商工会議会長

朴容晩(パク・ヨンマン)大韓商工会議所会長(写真)は、電気自動車の廃バッテリーの再利用の道を開いた事例を紹介する映像をYouTubeに直接あげて「規制サンドボックス伝道師」として乗り出した。

29日の大韓商工会議によると朴会長は最近、自分のYouTubeチャンネルに「廃バッテリーの人生第2幕」というタイトルの映像を掲載した。朴会長は映像を通じて「国内で電気自動車の普及が拡大して、10年後には約300万台が普及することが予想される」とし、「電気自動車用バッテリーの廃棄物も急増し、10年後には毎年10万個ずつ溢れ出てくるものと思われる」とした。

続いて朴会長は、廃バッテリーのリサイクル問題の解決策を提示したスタートアップの韓エスアイセル(SICELL)社と韓グッバイカー(GoodByeCar)社を紹介した。エスアイセルは電気自動車用バッテリーパックで電動バイクや電動自転車、小型発電所などを製造する。ひとつのバッテリーパックで電気バイク5~7台分のバッテリーを製造できる技術を保有する。グッバイカーは廃バッテリー1個から30個のキャンプ用パワーバンクを作る。

しかしこれまでこれらの企業は、このようなアイデアや技術を活用することができなかった。大気環境保全法によって電気自動車は廃車時にバッテリーを自治体に返却しなければならないし、再利用における性能と安全性基準などがなかったからだ。

これに対して大韓商工会議所サンドボックス支援センターと産業通商資源部は去る10月、電気自動車用バッテリーのリサイクル技術に対する資源循環効果と環境保護効果を勘案して実証特例を議決した。去る5月に発足したサンドボックス支援センターは、これまでに84件の革新的製品の市場投入を支援した。

一方でこの日、朴会長は全国18万の大韓商工会議の会員社に送った映像新年カードを公開した。

朴会長は「今年一年、わが国の商工人たちは生命の危険の中でも輸出の道を拓き、降り注ぐ困難の中でも企業を成功に導いてきた」とし、「私たちの名前は大韓民国商工人です。2021年にも経済の最前線には私たちがいるべきであり、その場に堅固にあり続けるでしょう」とした。
  • 毎日経済_パク・チェヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-12-29 19:59:47




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