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暇さえあればアルバ…コロナで「ツージョブ族」が急増


  • 暇さえあればアルバ…コロナで「ツージョブ族」が急増

コロナ19の余波で雇用環境が不安になったことに対し、配達アプリなどを介したた新たな副業が生まれて、労働者の間で「Nジャブロ」(二種類以上の職業を持つ)の需要が爆発的に増えたことが分かった。労働時間が短くて今よりもさらに仕事をしたい追加就業需要者が先月初めて100万人を突破した。経営難にぶつかった多くの企業が労働時間を減らし、労働者らは仕事をする機会を探して続々とプラットフォーム労働市場に吸収されたためと分析される。

16日、チュ・ギョンホ国民の力議員が統計庁経済活動人口調査マイクロデータを分析した結果、労働時間が短くて今よりも多くの仕事をしたいとする「時間関連追加就業可能者」は107万8000人で、1年前( 65万人)よりも約65.8%増えたことが分かった。これらは一週あたりの就業時間が36時間未満で追加就業を希望しており、追加の就業が可能だ。 1月の時点でこれら就業希望者の規模が100万人を超えたのは今回が初めてだ。

ツージョブの代表職種として浮上する配達員を調べてみると、このような傾向は顕著だ。「ペミン(ペダレミンジョク/配達の民族)」を運営する優雅な兄弟社によると、「ペミンコネクト」に登録された配達員は2019年12月に1万人を越えた後、昨年12月にはわずか1年のあいだに5万人を突破した。

「ペミンコネクト」はペミン専属で配達サービスを行う配達員とは異なり、アプリだけをインストールすればいつでも配達業務を行うことができる業務で、副業的な性格が強い。昨年からペミンの配達員として働いているキム・チャヌさん(高陽市・46才)は、「通っている旅行代理店で構造調整があって、収入も減り勤務時間も減ったことから配達を毎週10時間以上している」とし、「収入も収入だが、いちおうこれでもやろうかと…やってみたところ不安感はすこし減った」と語った。

国税庁の「2019年帰属事業所得支給明細書の提出現況」資料によると、2019年の特殊雇用職(非賃金)労働者数は1年前よりも55万6576人増えた668万8443人と集計された。 2014年の400万人から5年ぶりに270万人近く増えたわけだ。
  • 毎日経済企画取材チーム | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-02-16 23:24:11




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