錨を上げた43兆「韓国水素同盟」…SKなど5グループが投資


現代自動車、SK、ポスコ、ハンファ、暁星(ヒョソン)など5つのグループが2030年までに43兆ウォンを投資して、水素経済の生態系構築に乗り出す。現代自動車は水素自動車を、SKとハンファおよびヒョソンは水素生産を、ポスコは水素を活用した親環境(環境にやさしい)製鉄技術に投資する。

特にSKは今後5年間で約18兆ウォンを投資して、グローバル1位の水素企業への跳躍に乗り出す方針だ。 2025年までに世界最大規模の液化水素プラントと清浄水素の生産基地を建設し、計28万トンの親環境水素を供給する。 SKはこれによって韓国はもちろん、中国や、ベトナムなどを含む、アジア水素市場の攻略に積極的に乗り出す計画だ。

SKは2日、仁川市西区のSK仁川石油化学で開催された国務総理主宰の第3回水素経済委員会で、このような内容の国内水素生態系を構築する計画を発表し、本格的な事業の実行に着手したと発表した。国内水素事業のインフラ投資、グローバル企業とのパートナーシップなどを通じて水素生産・流通・消費に至るサプライチェーンを構築し、グローバル1位の水素企業に跳躍するという目標だ。

SKの水素生態系戦略は、大きく2段階で構成されている。まずSKは2023年までに仁川市がSK仁川石油化学の副生水素などを基盤に、自立型水素都市を造成する「バイオ・副生水素生産クラスター構築事業」と連携し、世界最大規模の液化水素生産基地を建設する。副生水素は石油化学工場などで付加的に生産される水素だ。

SKグループの水素事業推進企業であるSK E&Sが約5000億ウォンを投資して、3万トン規模の水素液化プラントを建設する計画だ。 SK E&Sは仁川市西区のウォンチャン洞一帯のSK仁川石油化学団地内の約1万3000坪の敷地を購入し、2023年までにプラントを完工する。 2段階まで完了したら、SKは年間28万トン規模の水素を生産することになる。 28万トンは水素乗用車の現代自動車製「ネッソ」70万台が同時に地球一周を回るために必要な量であり、樹木1億1200万本を植えることと同じだ。

現代自動車は今後5年間で水素自動車への設備投資と研究開発(R&D)、充電所の設置などで11兆1000億ウォンを、ポスコは水素還元製鉄開発などに10兆ウォンをそれぞれ投入する。ハンファはグリーン水素製造などに1兆3000億ウォンを、ヒョソンは液化水素プラントの構築と液化充電所の普及などに1兆2000億ウォンをそれぞれ投資する方針だ。
  • 毎日経済 | ソ・ヂヌ記者/チェ・グンド記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-03-02 18:07:32