解説 | ハングル:러브샷 ハングル発音:ラブショット 解説: しかし、ラブショットは青春男女たちが最初に作った言葉ではなく、大学街で広がった行動でもありません。 韓国の代表的な飲酒文化の中に爆弾酒というのがあります。ウイスキーとビール、焼酎とビール、つまり強い酒とアルコール度数が低い酒を一緒に混ぜて飲む酒法です。このようなお酒を作って飲めば、酔う速度も速いでしょう。酒に酔った男性が隣に座った女性といちゃつこうと作ったのかもしれません。 まぁ、爆弾酒が急激に流行し始めた1980年代からラブショットも一緒に登場しました。大学街ではなく、コンパニオンの女性が出てくるカラオケで最初に始まりました。最近では大学街でもよく見ることができますが、集まりなどで罰ゲームとして行ったりするようです。 ラブショットの動作は、最初は非常に簡単でした。男女が酒を持った腕を互いに絡めて酒を口に持って行って飲む方法です。しかし、世界の全てがダーウィンの進化論を信奉しているためか、ラブショットも進化を始めました。ラブショットの段階は、なんと12段階まであります。ただし、6段階目を超えると、他の人はとてもではないですが見れないため、ここで紹介しません。 1段階は、先に紹介したように酒を持った腕をクロスすること、2段階はグラスを持った手を相手の首の後ろに回して酒を飲むこと、3段階は互いの腰を抱き締め酒を飲む、4段階は鎖骨にお酒を流してそれを飲むこと、5段階は女性を膝の上に座らせて抱きしめて飲むことです。 5段階目もすでに濃度が濃いですね。6段階目は口から口で酒を渡し飲むのですから、それ以降は想像にお任せします。あなたが想像するラブショットが次のステップだと考えてもかまいません。実際、この段階もその時その時変わったりします。 ラブショットは男女がお互いに好きで、少なくとも同意をした後にするべきで、むやみにしては困ってしまいます。実際に女性が拒否しているのに、頑なにラブショットをして強制セクハラの疑いで告発され、裁判所で300万ウォンの罰金を出した人もいます。 ☞ 参考までに、アメリカやイギリスに行ってラブショットという言葉を使わないでください。ラブショットは英語式表現ではありますが、韓国で作られたコングリッシュ(Konglish)です。 |