解説 | ハングル:당근을 흔들어주세요 ハングル発音:タングヌル フンドゥロジュセヨ 意味:ニンジンを振ってください 解説: ユーザーがコンテンツ制作者の安否を確認するために使うコメント。 表立って意志表明ができない状況のコンテンツ制作者(中の人)に対して「もし○○○だったら、ニンジンを振ってください」とユーザーが秘密作戦のようにコメントを書き込む形で使われる。 本当に○○○の状況である場合、制作者はコンテンツ内にニンジンを登場させる形でこれに答える。 ユーザーはコンテンツ内のニンジンを見て制作者に何か異変が起きていることを察知することができる。 コンテンツ制作者はウェブ漫画の作家だったり、ユーチューバーだったり、あるいはメディアに登場する一般市民だったりもする。ユーザーがコメントで要求しなくても、SOSを暗示するために制作者がコンテンツ内にニンジンを登場させることもある。 なぜニンジンなのかその由来ははっきりしていないが、ミームとして使われ始めたきっかけとしてもっとも多く言及されているのは2016年からネイバーウェブトゥーンに毎週木曜日に連載されている漫画『キルザキング』だ。 この漫画の作画を担当しているjoana作家は常習的に遅刻をして締め切り時間を守らないことで有名だった。しかしある日を基点に突然、締め切り時間が守られるようになり、あまりの豹変ぶりに読者の間で作家がネイバーによって閉じ込められているのではないかという噂が流れ始めた。 疑問を抱いた読者が漫画のコメント欄に「もしネイバーに監禁されているならニンジンを描いて」と書き込んだところ、次の回の連載に本当にニンジンが登場した。 主にウェブ漫画の作家に対して監禁されているのかを尋ねるために使われていた「ニンジンを描いてください(당근을 그려주세요)」だったが、映像メディアにミームがうつりながら「ニンジンを振ってください(당근을 흔들어주세요)」が使われるようになった。 |