解説 | ハングル:눈새 ハングル発音:ヌンセ 意味:雰囲気や状況の把握ができない人 解説:ヌンチオンヌン(눈치 없는、気の利かない)セッキ(새끼、奴)の略で、日本で言うところの「KY」とほぼ同じ意味だと見ることができる。雰囲気や状況把握ができず、とんでもない言葉を並べたり、とんでもない行動をして眉をひそめさせる人を指す言葉だ。気の利かない行動を「ヌンセジッ(눈새짓)」と表現したりもする。 少し激しい表現として、「ノンシヌン(넌씨눈)」も一緒に使われる。 決して良い意味で使われる言葉ではなく、見下すような表現だ。一度か二度ミスをしたからと、ヌンセだと断定される人はあまりおらず、時をわきまえずに雰囲気を把握できずに一人で騒ぐときに、ヌンセと言われることになる。女性の会員が多い「ヨチョ(여초、女超)」サイトでは比較的よく使われる。 匿名性が保障されているインターネットコミュニティでは、ヌンセと言われたら消えればいいいが、職場や学校、軍隊でヌンセという烙印が押されると、人生が苦しくなる。 ヌンセのタイプ - 必要以上に世話を焼く人 - 事前の知識が必要な分野で、何も知らずに知っているふりをする人 - 後になってから騒ぐことが多い人 - 相手を思いやる心が鼻くそほどもない人 - 参加した集まりで状況とかけ離れた行動や言葉を発する人 ヌンセの例 1. 知りあいのお姉さん:私、太ってるって言われたの、とってもむかつく ヌンセ:私が見てもお姉さんはダイエットするべきよ 知りあいのお姉さん:そういうあなたのスペックはどうなのよ ヌンセ:私? 165に48 2. 友達:ああ、授業料をどうやって出そう。心配で死にそう。学生ローンも溜まっているのに。(ため息) ヌンセ:私はお母さんとお父さんが出してくれる。母親が勝手に払ってくれるから気にする必要はどこにもないわ。私のお母さんは本当に最高。 |