解説 | ハングル:맘충 ハングル発音:マムチュン 意味:害虫のような母親のこと 解説:マム(Mom)とチュン(蟲)の合成語だ。しつけがされていない子どもの母親のことを指す。 間違った行動を日常的に行いながらも、自分たちには誤りがないと主張したり、何が間違っているのか認識すらしていない主婦。特に子どもが迷惑をかけた場合でも、まったく叱らずに当たり前のように行動する、一部の母親を非難する意味を込めた造語だ。 インターネット放送、またはインターネットを素材にした放送番組に過度に干渉をする主婦の会員に対する反発から生じた。この単語がインターネットに漂い始めたのは2015年半ばで、MBCの『マイリトルテレビジョン』に出演した人物たちのチャットルームにいろいろな種類の干渉を書き込む○○マム、□□オンマ(母親)、△△主婦たちへの反感から生まれた。 マムチュンの行為を示す代表的な事例。 シーン1 子どもが間違ったことをしたとき 一般的な母親:だめよ、○○ちゃん。 隣の人:大丈夫ですよ。子どもなんだから、仕方がないですよ。 シーン2 子供が他人に被害を与えているとき 被害者:ちょっと、やめてくれるかな。 マムチュン:子どもなんだから、仕方がないでしょう?! 非常識な行動をする親の中には、母親だけでなく、父親もおり、中にはおじいちゃんやおばあちゃんも無条件に自分のところの子どもをかばい、わがままにさせてしまうが、なぜ母親だけのことを指摘してマムチュン云々と言うのかと、女性を卑下する認識が込められた言葉だと主張する人もいる。 この単語が、DCインサイドとイルベに渡った後には、男は骨が折れるほど仕事をしているのに、男が稼いきたお金で家の仕事はハウスキーパーに、育児は保育園などに任せて、自分は友人と外食を楽しみながら遊んでいる女性を指す用語として変質した。(20年前、芸能人を追いかけていたパスニが10年後にはテンジャンニョへと変わり、今となってはマムチュンになったという嘲笑も出ている) |