タンタラ:딴따라

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解説 ハングル:딴따라

ハングル発音:タンタラ

意味:芸能人を見下して呼ぶ言葉、最近では、あまり使わないがルームサロンなどでギターやサックスを吹く人をタンタラと呼ぶこともある

解説:朝鮮時代にサダンペ(寺党牌)と呼ばれる集団があった。ギャンブラーや下層民の酒の席で歌舞で興をさかす女性の集団だったが、裏での性売買行為が主な収入源だった。朝鮮後期になって男性のサダンペあるナムサダン(男寺党)が登場したが、社会から隔離されて、自分たちだけの男色社会を成した流浪の芸人集団だった。

彼らは冷遇されてきた。職人や白丁(ペクチョン/と殺を職業とした人)よりも低い扱いを受けた。

近代に登場した楽劇団はサダンペとは本質的に違うが、一般人たちにとっては、あちこちを巡って歌と踊りを売ることが似通って見えた。地方公演を巡りながらその場で団員を募集する方式もサダンペと変わらなかった。

1960年代、韓国人を泣かして笑わせたコメディアンのク・ボンソもアコーディオンを持って道を歩いているときに、楽劇団員にピックアップされた。医師になることを望んでいた父親は「タンタラのような真似はさせない」と止めにかかったが、楽劇団の代表が訪ねてきて切実にお願いしたため「それなら、3日間だけしろ」と許可を受けたという逸話が伝えられている。

サダンペから楽劇団に続く時代の芸能人は人間以下の扱いを受けてきたが、それに対する表現がタンタラという言葉のイメージに残っている。タンタラがいつ生じた言葉なのかは定かでないが、楽劇団の活動が本格的に行われた前後と推定される。

タンタラという言葉の意味もタンとタラジという言葉の合成語とされているが、タンはラッパの音を意味する擬声語であり、タラジは最下位の人生を意味する。闘銭(賭博)でもタラジは最も点数の悪い牌だ。

最近では、あまり使われないが、昔の小説にはタンタラという言葉が頻繁に登場する。例を挙げると、朴婉緒の小説『裏切りの夏』にも「父は俳優と歌手をあわせてタンタラと呼び、どのような根拠によるものなのか、タンタラは自分以下の唯一の職業として扱って軽蔑する癖があった」という一節がある。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-04-11 00:00:00

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