解説 | ハングル:넷맹 ハングル発音:ネンメン 意味:ネット音痴 解説:Net+盲(メン、맹)の合成語だ。「盲」は、あることに無知だったり、または正しく知らないことを指す接尾辞として使われる。例えば、コンピュータを上手く扱えなければ、컴맹(コムメン)。 ネンメンは、コンピュータの操作の仕方は知っているが、PC通信や情報通信サービスについて無知で適切に使用できない人だ。 情報化時代には、コンピュータ音痴とネット音痴の多寡が国の発展程度を区分する尺度になるというため、国の発展のためにもネンメンを免れることが国民の道理だろう。 ネットワークを代表するインターネット革命は、サイバースペースを大衆が利用できる場所にしようとする大学生のアイデアから始まった。 イリノイ大学の国立スーパーコンピューティングアプリケーションセンター(NCSA)でアルバイトをしていた21歳のマーク・アンドリーセンは、Webを存分に航海できるブラウザを1つ作成し、「モザイク」という名前をつけた。ワールド・ワイド・ウェブ(www)のために最初に作られたブラウザは、無料でダウンロードできるフリーウェア(freeware)だった。 複雑な命令語を知らなくても簡単にインターネットを利用できる道が開かれると、瞬時にモザイク利用者が100万人を超えた。突風を起こすとNCSAはマーク・アンドリーセンをモザイクから外した。 大学を卒業したアンドリーセンは、このような仕打ちに怒り、やみくもにシリコンバレーに向かった。そこで少しの余裕資金を持っていたジム・クラークに会い、「ネットスケープ(Netscape)」を設立し、1994年に初のブラウザあるネットスケープナビゲータをリリースした。ネットスケープが無料配布されると、ユーザーはすぐに200万人を突破し、インターネット革命の震源地になった。 1995年8月、掲げるものはWebブラウザ1つしかないネットスケープが株式公開をしながら、ジム・クラークは一晩のあいだに5億4400万ドルを稼ぎ、田舎者の青年マーク・アンドリーセンも5800万ドルという大金を手に握った。 アンドリーセンが「インターネットが難しい」というネンメンの訴えを聞けば、何を考えるだろうか? 「ただマウスをクリックだけすれば、いいんだけど」と言うだろうか? インターネットに接続しようとマウスをクリックすれば、しきりに「このページは表示できません」という親切な(?)説明が再び出てこないようにするという決意をするだろうか? |