解説 | ハングル:덕계못 ハングル発音:トクゲモッ / トッケモッ 意味:「なにかはまる行為(オタク)は掛け金を総取ることはできない(덕질은 계를 못 탄다)」を短くした言葉。 解説:契(계)が何なのか知っているだろうか。近所の人や知人間で成り立つ私金融に似たようなものだ。複数の人がお金を集めて急な入用がある人が、先に集まったお金を持って行くことだ。以後は順番に応じてお金を受け取るが、先に受け取るほど少し出すお金が多くなる。この契で集めたお金が多くなると言って、第2金融圏も利子ほど高いものではもちろんない。 緊急のお金を必要としないなら、最後の最後にお金を総取りすればよい。もちろん出すお金も最も少ないでしょう。最近のような低金利時代には、銀行利子よりもはるかに利益が大きい。問題は、契が崩れると自分の順番になっても掛け金を総取りできない事態が生じるおそれがあるということだ。 契を組織し、管理する契主が飛んでしまう可能性もあり、契主が最初から詐欺をする気持ちで組織した契である可能性もあり、とにかく掛け金を総取りできないなら非常に滅びてしまうということだ。 死ねとオタクをしたが、サイン会にいくら応募しても一度も当選せず、好きな芸能人の後頭部でも見られるかと思い、放送局の入り口の前まで訪れたら、裏口から抜け出た後で、トクゲモッはこのような状況に置かれたオタクたちだ。 そうするうちに放送局で不意に会って握手でもした芸能人は、普段「あまり」と思っていた人々で、力なく振り返って家に着いて、「おい、今日私は誰かを見た!」と自慢する友人の電話でも受けて。 本当に好きな芸能人を道で偶然出くわす確率は、宝くじに当たる確率よりも少ないらしい。少なくともトクゲモッを嘆くオタクはそうだと思う。 |