オルチャン:얼짱

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解説 ハングル:얼짱

ハングル発音:オルチャン

解説:数ある流行は、狂風のように過ぎ去るが、オルチャンへの関心は年月を超越する。

「オルチャン( = 얼짱)」とは「顔が非常に整っている人」という意味だ。顔(韓国語:オルグル=얼굴)とチャン(=짱)の合成語である。オルチャンを確認するにあたっては、まず「チャン」から確認する必要がある。

チャンは、1990年代半ばから若者の間で広まり始めたとされている。由来については諸説あるが、将軍を意味する漢字の将(韓国語発音:ジャン=장)から始まったという説が最も有力である。

町内で最も拳が強い子どもをガキ大将(テジャン)、学校でケンカが一番うまければ、大将や将軍(ジャングン)と呼んでいたが、省略されて「ジャン」となり、それが「チャン」に変わった。当初は喧嘩をする人を意味し、若者を指す否定的な言葉だったが、2002年の大統領選挙に出馬した盧武鉉の支持者らが盧候補を「ノチャン」と呼び、肯定的な言葉に変わった。以後、チャンは「最高の・非常に・とても」という意味を持った汎用性の高い語尾として使われている。

「チャン」の中で最も頻繁に人びとの口に上がるのが、まさに「オルチャン」である。 2001年からオルチャン風が吹き始め、2003年にはポータルサイトのネイバーが選定したインターネットの流行語1位になった。顔を綺麗に撮ることができる「オルチャン・フォン」までに発売されたほどだから、当時のオルチャンブームを推察することができる。

オルチャンへの関心は疲れもせずに続いている。 TVや新聞でのオルチャンの使用頻度は相変わらずで、インターネットのオルチャンコミュニティには華麗な外見の持ち主を探して、あちこちで手に入れた写真をアップロードしたりシェアしたりと忙しい。

☞ チャンはどんな単語にでもくっつく万能接尾辞だ。「モムチャン(=몸짱)」は「体つきがいい人」であり、言葉が上手な人は「マルチャン(=말짱)」、歌の上手な人は「ノレチャン(=노래짱)」と呼ばれる。女性や人とよく付き合う人は「チャゴプチャン(=작업짱)」という称号を与えられている。心の優しい人は、「マウムチャン(=마음짱)」または「マムチャン(=맘짱)」という。

☞ 「オルチャン」の反対語は「オルクァン(=얼꽝)」である。クァンは宝探しや宝くじで何も当選ができないときに使うハズレと同じ意味だ。最近では「クァン」の代わりにゼロを意味する同義語である「パン=빵」を付けて「オルパン」と呼ぶこともあり、外見至上主義に対抗して「オルパン会」が結成され、注目を浴びたりもした。

☞ ごくまれに、「オルチャン」が皮肉的に使用されることもある。このとき、「オルチャン」は「顔がチャンナゲ(=짱나게)する人」の略になるが、「チャンナゲ」という言葉は「イラつかせる」という意味だ。つまり、顔を見ると腹が立つほど醜いという意味になる。
  • Lim, Chul
  • 入力 2014-06-20 15:00:00

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