コシアン / コシアンタウン:코시안/코시안타운

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解説 ハングル:코시안/코시안타운

ハングル発音:コシアン / コシアンタウン

解説:Koean + Asian = Kosian(コシアン = 코시안)。全くおかしな方程式です。韓国人がまるでアジア人ではないかのように聞こえるため、後ろめたい気持ちになります。

このような言葉を作った人に一度聞いてみたいものです。韓国女性が、タイの王族に嫁に行った後、かわいい男の子を産んだら、その子はKosianなのか?そうでないのか?

正解はもちろん「いいえ」です。

コシアンは韓国の地に居住している男女が東南アジア人と結婚して生んだ2世にのみ該当します。

韓国にて国際結婚を介して混血の子供が生じ始めたのは、朝鮮戦争前後にまでさかのぼります。韓国に駐留した米軍と韓国女性の間に生まれた混血児が苦難の人生の旅を歩き始めました。Amerasianと呼んだと言いますが、それよりは日本語の「アイノコ( = 아이노코)」と一般的に呼ばれていました。混血児を見ると、子供たちも「アイノコ」と呼んではからかっていましたから。

その後も、1960〜70年台にベトナム戦争に派兵された韓国軍人がベトナム女性と情を交わし生まれた「ライタイハン(Lai Daihan)」が父の国に訪れてきましたが、この数はそれほど多くはありません。

韓国社会で本格的に国際結婚が増加したのは都市部の女性から捨てられた田舎の男性が、中国や東南アジアで花嫁候補を探し始めた90年代半ば以降からです。最初は朝鮮族の女性たちが農村の独身男性と結婚しましたが、2005年からは中国の女性が減った代わりに、ベトナム、フィリピン、ウズベキスタンなどの東南アジアや中東地域から見知らぬ新郎に会いに韓国に来るようになりました。

2013年の統計を見ると、韓国人男性と結婚した外国人女性1万8307人のうち、中国が6058人と依然として最も多いですが、ベトナム(5770人)、フィリピン(1692人)、カンボジア(735人)などの東南アジアの地域を合わせるとこれをはるかに超えます。これとは逆に、国際結婚した韓国の女性たちの相手は西洋の男性が多いと結果がでています。昨年は、日本の男性1366人も韓国の女性と結婚しています。また、1990年代後半以降は仕事を求めて韓国に来た東南アジアの労働者が韓国人女性と縁を結ぶケースも増えているという点も注目する必要があります。

つまり、今コシアンと呼ばれる混血2世たちは農村に嫁いできた東南アジアの女性だったり、中小企業の工場や建設現場で働く東南アジア地域の労働者を親に持つ子供と見ても問題ありません。そのため、コシアンと言う言葉の中には、農村や都市の貧困層で生まれたという意味も含まれています。ややもすると、貧困を相続するだけでなく、社会でいじめを受けやないかと心配になります。

節操のない女を罵ったり、卑下する言葉に「ファニャンニョン( = 화냥년 / 浮気者)」という言葉があります。これは17世紀の朝鮮時代に清に連行された女性たちが故郷に戻ってきた時、「ファンヒャンニョ( = 환향녀 / 還鄕女)と呼ばれたことに由来したといいます。当時、50万人の女性が連行されてから帰国したのですが、かろうじて家に帰ってきた女性たちを慰めるどころか野蛮人の性のおもちゃの役割をしたとして、相手をしてくれず、夫に捨てられました。

国籍が違っても、情を交わした末に生まれた子供を卑下する「コシアン」という言葉を聞くと、韓国男衆たちの無情な過去の歴史のひとこまが自然に浮かんできます。

コシアンが集まって住んでいる所、そこがコシアンタウンです。といっても、アメリカのLAやニューヨークのコリアタウンと比較してはいけないような気がします。コシアンと呼ばれても、どこまでもれっきとした韓国人なのですから。
  • Lim, Chul
  • 入力 2014-07-09 09:00:00

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