解説 | ハングル:대인배 ハングル発音:テインベ/デインベ 解説:
昔、儒教を崇仰していた知識人たちが、君子の徳目として好んで口にしていた逸話だ。最近流行しているデインベにも該当する。 デインベ(=대인배)は薄汚い、人間のクズ、人間のゴミの反対概念だ。ソインベ(=소인배)の反対語は聖人、君子、大人の方が適しているが、現在はデインベという言葉が多く使われる。使われる用途を総合的にみると、「能力がありながらも控えめで、器が大きく、寛大な人」という意味に捉えることができる。 デインベ(大人輩)の輩という漢字は群れという意味でソインベ、カンシンベ、モリベなど、不良や悪党の群れを指す否定的な意味を持っており、寛大な人を別名デインベと呼ぶのは正しくない言葉だ。しかし、語法とは関係なく、複数の人が使っているため、今では慣れ親しんだ言葉になった。地上波テレビのバラエティ番組にも堂々と字幕で出てきて記事にも使用されるほどだ。 デインベという言葉は不条理ギャグで有名な漫画家キム・ソンモ画伯の「ラッキーチャン」という漫画の主人公カン・ゴンマが叫んだセリフに由来している。 「ソインベはデインベを見分ける目がないからソインベと呼ばれるのだ」 dcinside(ディー・シー・インサイド)のキム・ソンモのギャラリーでユーザーが会話でこの言葉を使用し、他のギャラリーやサイトに広がり、ネチズンの流行語になった。 |