エンスッ:앵슷

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解説 ハングル:앵슷

ハングル発音:エンスッ

意味:ペンピクや漫画の中で全体的に暗く憂鬱な雰囲気のジャンルを指す言葉

解説:

ペンピクや漫画の中で全体的に暗く憂鬱な雰囲気のジャンルを指す言葉。 ドイツ語の「angst(苦悩)」に由来する造語だ。

いつ終わるのか、接種を開始したというワクチンが変種ウイルスにも効果があるのか、生活をあらゆる未知の領域に追いやった新型コロナウイルスのため憂鬱な日々が続いている。

親しい人たちと一緒に集まって、ひとしきり笑って騒ぐことさえできれば憂鬱な感情は一気に吹っ飛ばすことができそうなのに、集まりもできない状況だから仕方ないだろう。我慢して耐えなければならない。

こんな時に雰囲気が暗く疲弊した漫画、ペンピクが役に立つのか?
漫画コミュニティには「エンスッ」の推薦要請が増えている。

エンスッ、Angstとは、かつて日本の漫画が世界に広まった当時に登場した言葉だ。
恋愛する主人公たちの雰囲気が尋常でなく関係も不安定な作品を「エンスッエニ(angst anime)」と呼んだ。

恋愛経験のある人はご存知のように関係が不安定になると大変なストレスが誘発される。
愛する、愛した人とけんかをした後、眠れそうだ。
押し寄せる悔恨、後悔、時間が戻ってほしいというもどかしさ、そうして突然悔しくて寝返りを打っているうちに夜が明ける。

見た目ではエンスッの作品は悲劇(Tragedy)に似ているが、よく見てみると少し違う。

悲劇は主人公たちの関係には全く問題ないが、周りの状況や話の流れによって試練に遭い不幸な結末になる。一方、エンスッは主人公たちの関係そのものが最初から食い違っている。葛藤が誘発されることはもちろん、このような葛藤が話の骨格になる。

古典作品を例にとると『ロミオとジュリエット』は悲劇で、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』はエンスッに分類できるだろう。

韓国では漫画と共にペンピクにエンスッが多く、こういう作品を好んで見るマニア層も厚い。この世に2人だけ残れば滅びそうでけんかし続けても結局は葛藤が解消されてハッピーエンドで幕を閉じるかも知れないという期待のためだろうか?
  • Lim, Chul
  • 入力 2021-01-11 00:00:00

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