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韓国GM、「ボルトEV」1万台リコール…バッテリーを交換


    韓国GMは2日、来年1月から火災の可能性がある「ボルトEV」の高電圧バッテリーを交換すると明らかにした。

    バッテリー交換の対象車両は国内で販売された2017~2019年式ボルトEVで総1万608台だ。北米から新しいバッテリーを受け取り、来年1月から本格的なバッテリー交換作業が始まる。

    韓国GMは「今回の解決策はゼネラルモーターズ(GM)が顧客の安全と生命を最優先価値とした、企業経営哲学の一環」だとし、「非常に低い可能性にもかかわらず、車両火災の潜在的問題のあるバッテリーを改善された新規バッテリーに交換し、顧客が安心して車両を使用することが目標だ」と明らかにした。

    以前、GMは米国で発生したボルトEVの火災の原因を調査した結果、バッテリーセルで2つの製造欠陥を発見した。その後、バッテリーセルの生産工程と該当部品が使用された車両の製造履歴を全量分析し、優先順位を年式別に分類してバッテリー交換スケジュールを定めた。

    韓国GMはまた、バッテリーの異常動作の有無を診断する、新規診断ソフトウェアを適用する補完策も同時に推進する。今回のソフトウェアアップデートには、車両の最大充電容量を80%と定める内容が含まれる。新規診断ソフトウェアには、バッテリーが異常動作するかどうかを検出する機能が含まれた。 2019年式車両は来る3日から、2017~2018年式の車両は今月中旬から全国のシボレーサービスネットワークでアップデートを受けることができる。
  • 毎日経済 | イセハ記者 | 入力 2021-12-02 17:26:46