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「ビッグマウス」最終回 イ・ジョンソクとユナの最後の攻撃 ビッグマウスで応酬

  • ▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

    • MBC

    正当な方法でキム・ジュホンに復讐することを夢見ていたイ・ジョンソクだったが、結局はほかの方法で復讐することに成功した。

    17日に最終回を迎えたMBCの金土ドラマ『ビッグマウス』(脚本キム・ハラム、演出オ・チュンファン)ではパク・チャンホ(イ・ジョンソク)とチェ・ドハ(キム・ジュホン)の選挙戦が描かれた。

    この日、クチョン市長選挙を控えて討論会が行われた。コ・ミホ(少女時代ユナ)はチェ・ドハの弱点をつかむために養殖業のオーナーたちと会って話を交わした。反発する養殖場のオーナーたちに水を渡し、水を飲んだ養殖場のオーナーたちは「私は知らないことだ、地面から引っ張ってきて使っている水」だと主張した。

    これにコ・ミホは「なら大丈夫。その地下水から汲んだもの」と、養殖場のオーナーたちが飲んだ水が問題の水だと話した。これに養殖場のオーナーたちは助けてほしいと懇願し、コ・ミホは「これは家から持ってきた水」と問題の水ではないと話した。続いて「真実を話さなければ本当に(NK化学から出た地下水)を飲むことになる」と脅した。

    チェ・ドハとパク・チャンホは討論会で熾烈に対立した。チェ・ドハはパク・チャンホが巨額を失った後に被害者の弁護を引き受けた暗号通貨事件に言及して「容疑者たちからお金をもらってわざと敗訴したという話がある」と圧迫した。そして「事実なら候補から辞退するか?」と質問し、パク・チャンホは「事実なら責任をとって辞退する」と話した。

    パク・チャンホの反撃カードはクチョン市のがん患者数だった。パク・チャンホは「現在、クチョン市のがん患者数がほかの都市より20倍以上多い」とし「チェ候補は特殊物質管理法撤回を主張している」と話を切り出した。チェ・ドハは「その法が施行されれば全国的に最低でも数万から数十万人の失業者が発生する」と説明した。これにパク・チャンホは「法の通過で最も大きな損失が発生するのはNK化学」としながら「がん患者の割合が高い原因がNJ化学だという主張についてはどう思うか」と質問した。

    チェ・ドハは「想像することは自由だが、陰で危害を与える行為は犯罪だ」とパク・チャンホを圧迫した。パク・チャンホは「NK化学のNF9のおかげで各種電子機器が飛躍的な成長を遂げた」とNK化学の成果に言及しながらも、「精製の過程で大量の放射性物質が流出すると主張した人がいた。最初の開発者であるチョ・ヘスさんが自殺した。死ぬ前まで放射能流出の危険性を主張していた」と話した。しかしチェ・ドハはこれについて何も発言しなかった。

    コ・ミホは養殖場のオーナーによるNK化学の排水を処理するための方法のうちのひとつとして養殖場が運営されたという証言を確保し、証拠をもって放送局へ向かった。コ・ミホは市民代表として立つことになった。

    チェ・ドハは討論会で暗号通貨事件の加害者を市民代表として呼び出し、この人物は「私から受け取った50億ウォンについて覚えているか」とウソの証言をした。

    コ・ミホはチェ・ドハを圧迫するため自身の病気も公開した。コ・ミホは「NK化学で露出させた放射能の被害者」だとして「まだ私の夫も知らない。1月12日、シンクホールの事故で養殖場に向かっていた地下水管が破裂した。その現場で放射能の物質に露出した。現在、私は急性リンパ腫末期で余命宣告を受けた状態」と話した。また養殖場のオーナーの証言を公開した。

    コ・ミホは「NK化学はなんと30年ものあいだ放射能の排水を海に違法に投棄してきた。その結果、現在数万人の市民ががんにかかって死んだり苦しんでいる」とし「特殊物質管理法を廃止しようとする理由はこのすべてを隠蔽するためなのではないか」と話した。

    パク・チャンホは結局、チェ・ドハに負けた。クチョン市長にはチェ・ドハが当選した。ヒョン・ジュヒ(オク・ジャヨン)が夫がカン会長を殺害した事実を知った後に真実を明らかにすることを決意し、コ・ミホにチェ・ドハの他人名義の携帯電話を送った。証人にもなる予定だったが、ヒョン・ジュヒは法廷に姿を現さなかった。携帯電話を盗んだことに気が付いたチェ・ドハがヒョン・ジュヒを誘拐したもの。結局、チェ・ドハは無罪判決を受けた。

    コ・ミホは病気を克服することとができずパク・チャンホが見守る前で息を引き取った。パク・チャンホはチェ・ドハが水泳をするプールを訪れた。パク・チャンホは「この建物は私が急遽買収したものだ」とし「私がビッグマウスだ」と正体を明らかにした。チェ・ドハは「お前がビッグマウスならお前は私に勝てない」と挑発し、パク・チャンホは「お前の祖父のように踏みつぶされるのが怖くて怪物になったもの」と怖がりだと非難した。チェ・ドハは「私はすべてを手に入れた。法でも私を捕まえることはできない」と勝利を確信して自分に酔いしれる姿を見せた。

    パク・チャンホは「お前のせいで死んでいった人たちの苦痛を考えてみたのか」と批判したが、チェ・ドハは「うざい」とし「そんなことまで考えないといけないのか。すべて敗者たちだ」と嫌味を言った。パク・チャンホは「私もお前の苦痛なんて考えないようにする。ゴミを掃除したと考える」と話した。チェ・ドハは突然血を吐き、パク・チャンホは「お前も同じ目に遭うべきだ」とその場を離れた。チェ・ドハも死亡した。

    パク・チャンホは放射能の被害者のために弁論した。またチェ・ドハが監禁していたヒョン・ジュヒを助け出し、巨額の寄付金を養護施設などに送った。パク・チャンホはコ・ミホが願っていた通りに力のない人々を助ける正義のビッグマウスになった。
  • スタートゥデイ キム・ソヨン記者 | 入力 2022-09-18 06:01:02