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もっと! コリア (Motto! KOREA)

つけまつげ「偽物」でもいい!

    女性には放棄することのできない「偽物」がある。

    つけまつげの熱気は常に現在進行中だ。国内ではまつげ延長術の根強い人気に加え、まつげを豊かに飾る各種化粧品まで発売されている。濃く鈍いまつげはむかしから美人の必須条件だと、オードリー・ヘプバーン、マリリン・モンロー、ヴィヴィアン・リーのまつげがそうだ。

    これに公式の場に出てきた女優たちがつけまつげを放棄できないことは当然のこと。現象の起源は1916年アメリカの映画監督D.W.グリフィスから出発した。監督は自身の映画に出演する主人公のためにかつら制作者を直接訪ねて行き努力の末に最初のつけまつげが誕生した。

    偽物が大衆化するまでは時間がかかった。1960年代ファッションアイコンのツイッギーはアイホールとつけまつげで目を劇的に強調した。時には独特な目の下にだけまつげを付けることもした。彼女の人気と一緒につけまつげは女性たちのポーチの中の必需品として定着した。しかし、致命的な欠点があった。プラスチック素材のつけまつげは簡単に取れてしまうという問題を抱えていたのだが、幸なことに日本が解決した。偽物を本物のまつげに一本ずつ付ける延長法(まつげエクステ)を開発した。当然持続力も倍になった。

    ウェアラブルなまつげの大家の日本では、最近カラーまつげが浮上している。東京のファッション名所である原宿に行けば、ブルー・ピンクなどの派手なカラーまつげを付けた若者たちに簡単に会う事ができる。カラーバリエーションより速戦即決が優先される韓国は、来る5月1日から4日までソウル三成洞のCOEXで「2013世界女性発明大会」を開催する。注目すべき点は少なくとも1時間以上かかるまつげエクステを付ける作業を20分に短縮した「スピードまつげ延長期」が競争部門にあがったとのこと。

    女性の魅力を極大化するつけまつげが韓国のスピードと会い、これからどんなビューティー旋風を追い立てるのか成り行きが注目されている。
  • MKファッション_キム・ジウン記者 /写真_shutterstock 提供 | 入力 2013-04-27 13:00:05