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DDPは2030「ファッション解放区」

モデルに勝るとも劣らない着飾った若い世代のファッション競演...ソウルファッションウィーク、3日間3万人訪れ、 

    • 東大門デザインプラザで開かれたソウルファッションウィークのイベント会場ではファッションに関心が多い20~30代が集まり盛況を成し遂げた。

    東大門デザインプラザ(DDP)は若い世代のための「ファッション解放区」だった。ソウルファッションウィークが開かれているDDPは、先週末はファッションショーの来場者と学生・外国人・家族連れなど外出客が集まって、たいへんな混雑になった。ファッションイベントが開催されたアルリム館の前には、モデルに勝るとも劣らない、着飾った20~30代の若いファッションピープルたちが集まって、ファッション競演場を彷彿させた。

    ソウルファッションウィークの主催者側によると、週末のショーの入場者だけでも2万7000人に達した。21日の開幕式で、K-ポップスターのEXO公演への関心がファッションショーにもつながり、ソン・ダムビ、SUPER JUNIORのキム・ヒチョル、クララ、T-ARAのジヨン、VICSなどの芸能人がモデルとして、あるいは来場者として参加して熱気を加えた。

    香港ハーベイニコルズのバイヤーのトニー・リーは、「東大門の場所が便利で、世界的な建築家ザハ・ハディッドの美しい未来的なデザイン空間で行われたのが印象的」とし、「今回、複数のデザイナーと受注商談を行っており、次のコレクションに対する期待感も高い」と参加所感を伝えた。

    外国語学院の講師のミッチェル・ブラウン氏(ニュージャージー、28)は、「ソウルに新しい名所ができたとかで見物に来たが、韓国のファッションがこんなに発展して面白いとは思わなかった」とし、「ニューヨークのファッションウィークの雰囲気に劣らない」と感嘆した。

    • 「バンハート」ファッションショーに立つトップモデル、チャン・ユンジュ。

    2014年秋・冬シーズンに向け、今回のソウルファッションウィークは6日間で総81回の中堅若手デザイナーショーが開かれる。最初の公式ファッションショーは、トップモデルのチャン・ユンジュを前面に出した「VanHart di Albazar」紳士服だった。イタリアの超現実主義の画家ジョルジョ・デ・キリコをモチーフに、強烈な色味を非現実的な感じの非対称的に表現した衣装を披露した。

    メンズウェアのトレンドは「ミリタリー」がキーワードだった。「男らしさ」を連想させるいかつい軍隊スタイルではなく、ソフトで快適なソフトミリタリールックを見せるデザイナーたちが多かった。「Key of Hope」をテーマにしたデザイナーのクォン・ムンスは、戦争を体験した人々に希望を伝えるというメッセージを服に入れた。

    ミリタリールックの信奉者であるイ・ジュヨンの「RESURRECTION」は強い戦闘服のような既存のイメージに、女性のコルセットとランジェリーのディテールからインスピレーションを受けたセクシー美を融合させて目を引いた。フランスのパリで活動してきた「CY CHOI」は「美しい軍人」というコンセプトで、オーバーサイズのアウター、スリムフィットパンツ、レギュラースウェットシャツにミリタリー要素を加えた服を出した。

    婦人服は構造的なシルエットが引き立つ舞台が主をなした。全世界の婦人服のトレンドである中性主義(ジェンダーレス)がラインと融合し強いイメージのルックスを見せた。ホン・ヘジンの「ザスタジオK」の今回のテーマは「Where are you from?」だった。水平線と垂直線の様々な組み合わせが織り成すストライプとチェックのパターンは、幾何学的なパターンが独創的な服だ。

    チェ・ジヒョンの「Johnny hates jazz」は冒険を楽しむ北欧神話の中のバイキングの特別な旅のストーリーを示した。チン・テオクは「ブラックロマンス」をテーマにした、エレガントで美しいコレクションで喝采を浴びた。

    デザイナーのパク・ユンヒが率いる「GREEDILOUS」は高級ながらもラフでクールな女性のイメージを表現することに注力した。
  • 毎日経済_キム・ヂミ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-03-24 17:13:06